
<道東のゴミ処理場をねぐらにしていた子犬>
札幌市やその周辺では野犬を見ることはなくなりましたが、オホーツク・道東・日高地域には、今もなお厳しい環境の中で必死に生きている野犬が多く存在しています。
当会は、こうした「行き場のない野犬」をこれ以上生み出したくないという強い思いから、2024年春より、狂犬病予防接種の時期に合わせて啓発事業を開始し、今年で3年目を迎えました。

<狂犬病と適正飼育の呼びかけのチラシ>
🐕狂犬病予防と適正飼育の重要性
狂犬病は、世界で年間5万人以上が亡くなる人獣共通感染症で、発症するとほぼ100%死亡する非常に危険な病気です。
(厚生労働省HPより)
アジアでは主に犬から感染が広がっていますが、日本も例外ではありません。
飼い主の義務として、飼い犬への狂犬病予防ワクチン接種を必ず行ってください。
(病気や老齢で狂犬病予防接種が出来ない犬は、動物病院で猶予証明をいただけます)
また、行き場を失う犬や野犬を増やさないためにも、 不妊手術(避妊・去勢)を行い、適正な飼育を徹底することが不可欠です。

<道東の野犬 共生のあり方も課題の一つです>
🐾野犬が生まれる背景
オホーツク・根室・釧路・帯広・日高地方では、農業・酪農・畜産が盛んで、広大な土地と餌資源があるため、野犬が定着しやすい環境があります。
野犬の多くは
- 飼い主に捨てられた元飼い犬
- 野犬同士の繁殖
- 不妊手術をしていない外飼いの犬との交配
などが原因で生まれています。
犬は本来、野生動物ではありません。 人と共に暮らすべき動物です。
しかし現実には、北海道内の一部地域では、人知れず野犬が処分されているケースもあります。

📨 自治体との連携と啓発活動
当会では、野犬を増やさないための啓発として、 狂犬病予防接種の案内に同封できるチラシを作成し、狂犬病予防接種期間に合わせ、オホーツク・釧路・日高管内を中心に 54の自治体へ約2万枚を発送いたしました。
自治体によっては 、 狂犬病予防接種の案内に同封 、集合接種会場で配布など、積極的にご協力いただいています。
地域の理解と協力がなければ、野犬問題は解決できません。
配布地域の市町村にお住いの飼い主様、狂犬病予防接種の際にお手に取られましたら、地域から行き場を失う犬がいなくなるよう、ご協力いただけると幸いです。
また、ご協力くださる市町村役場様には、お手間をおかけいたします。
深く感謝申し上げます。本当にありがとうございます。

🌱 私たちの願い
私たちの願いはただひとつ。
野犬のように行き場を失い、排除されてしまう犬をこれ以上増やさないこと。
家庭で暮らすことが難しい犬であっても、 地域の方の理解のもと、不妊手術を終えたうえでその場所で穏やかに生きていけるなら、それもまた「共生社会」のひとつの形だと考えています。
小さな命を大切にできる社会は、人にとっても住みやすい社会です。
これからも、地域とともに野犬を生み出さない取り組みを続けてまいります。
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