2026年05月13日

終わりの見えない野犬問題 5/13 厚岸町役場から犬4頭の引取り

5月13日、厚岸町役場より犬4頭(高齢犬1頭・仔犬3頭)を引き取りました。



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高齢のトイプードルとマルチーズのミックスと思われる女の子は、迷子だったとのことですが、状況から遺棄の可能性が高いと考えています。
この子には「鈴蘭」と名付けました。

鈴蘭は4月25日、厚岸町門静の住宅街で町民の方に保護され、役場の待機場所に収容されました。

迷子の公示が行われましたが、飼い主が名乗り出ることはありませんでした。

高齢で体調も悪く、お腹には複数の腫瘍があるとの情報を受け、当会で引取りを決めました。





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帰りにかかりつけの動物病院を受診したところ、鈴蘭は15歳以上と思われ、両目は白内障で視力がほとんどありませんでした。

乳腺腫瘍、子宮蓄膿症、腎臓・肝臓・胆嚢の障害など、多くの病気を抱えており、長期間治療を受けていなかった完全なネグレクト状態でした。

それでも鈴蘭は大人しく診察を受けてくれる、とても健気な子です。

まずは入院し、体調を整えてから手術に備えることになりました。






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<ライム>

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<ミカン>

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<スダチ>


一方、仔犬3頭は厚岸町内の農家で野犬が産んだ子たちです。

2頭は役場の待機場所に収容され、保健所へ移管されるのを待機していました。

そのうえ現地には捕獲できず残っていた兄妹が1頭がいましたが、その後無事に捕獲されたので、3頭一緒に引取りました。

この兄妹は5頭で生まれ、うち2頭は釧路保健所から譲渡されたとのことです。

当会で保護した3頭は、男の子を「ライム」、女の子を「スダチ」「ミカン」と名付けました。

性格的には、臆病な子たちで、この農家さんでは親犬の野犬が捕まらないため、繁殖が繰り返されています。

道東の野犬問題は、抜本的な対策が講じられていないため、どの地域でも同じ状況が続き、救っても次の命が生まれる“終わりの見えない連鎖”になっています。

この問題に光を当て、確かな解決へ向かうためには、
北海道・市町村役場・愛護団体・ボランティア・地域住民が一体となり、同じ方向を向いて取り組むことが不可欠だと強く感じています。

誰か一つの力だけでは変えられないからこそ、地域全体で支え合う仕組みづくりが求められています。



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posted by しっぽの会 at 20:03 | 北海道立、市立保健所 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする