
皆様に温かく応援・ご支援いただいていたクリープが、9月20日(土)、虹の橋へと旅立ちました…。
クリープは、2016年4月に帯広保健所から引き取りした推定10〜12歳の男の子でした。
行き場もなく、最終的な受け皿として当会で引取りましたが、当会での暮らしも丸9年となっていました。

2024年の3月に右目の上に腺癌が再発し、9月で1年と6ヶ月頑張ってきました。
食欲だけは先月まで変わらずありましたが、今月に入ってから徐々に落ち始め、食べても吐くようになり、流動食に変えましたが、液体すらも数時間で吐いてしまうようになりました。

亡くなる数日前からは、お水以外は自ら口にすることはなく、立っていることもほとんどできなくなりました。
9月20日の日中までは落ち着いていて、大好きな外で日向ぼっこをして穏やかに過ごしていました。
ですが、夕方16時30分頃から痙攣発作を起こし座薬を入れましたがおさまらず、約1時間痙攣が続きました。
その後、やっと痙攣がおさまりましたが、苦しいそうな口呼吸を繰り返し余談を許さない状態が続いてましたが、夜の22時頃にはスースーと眠り落ち着いていたので残っていたスタッフも一旦帰宅しました。
これで大丈夫かとホッとしたのも束の間、交代のスタッフが深夜の12時すぎに様子を見に行った時には、クリープはもう息をしていませんでした…。
22時過ぎにスタッフが帰って間もなく息を引き取ったようで、ひとりで旅立たせてしまいました。
最後に見たままの姿でしたので、苦しんだ様子も見受けられない眠っているような姿でした。

癌と闘い続けたクリープ…再発から1年6ヶ月本当によく頑張ってくれました。
亡くなった翌日は日曜日でしたので、クリープが保護されてからずっと見守ってくれていた日曜日のボランティアさんが会いに来てくださり、たくさんのお花を頂きました。
きっとクリープは、いつも大好きなお散歩に連れ出し、どんなにクリープが怒っても気にすることなく、ずっと向き合ってくれたボランティアさんにお別れを言うために土曜日まで頑張り待っていたんだと思います。
病気になる前は人を引きずるほど力が強く、クリープが認めた人しかリードをつけることを許しませんでした。
そんなクリープは、新人スタッフの登竜門的存在でした。
リードをつけようとする新人スタッフに唸り声をあげ、強く甘噛みするので、両腕が真っ赤なミミズ腫れになるほどでした。
噛まれずリードをつけれるようになった時は、認められたようで嬉しかったこと思い出します。
癌がなければ今も元気に走り、ご飯をねだり、大好きなご飯を吸い込むように食べていたと思います。

スタッフが、腫瘍からの出血を拭こうとした際に、怒り拭かせてくれなかったり、決して穏やかな性格ではありませんでした。
ですが、根は人が好きで、甘えん坊の小心者で、信頼した人にしか見せない姿がとても可愛い子でした。
最後の夜、もう意識がないのかもと思いながら、下痢で汚れたお尻を拭いたスタッフに、しっぽをウネウネ動かし「ワンっ!!」と怒り、ちゃんと分かってるよと教えてくれ、最後まで食べ続け、体重もほとんど減らず、男らしい最後でした…。

<2020年、5年前のクリープ>
最後まで本当によく頑張ったね。クリープ、ゆっくり休んでね…。
皆様とクリープの冥福をお祈りしたいと思います…。


