2025年07月07日

🧩伸びしろいっぱいな塩(えん)ちゃん

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塩ちゃんは、2023年3月に留萌振興局の案件で多頭飼育崩壊現場から引き取りした推定4〜6歳の女の子です。

引き取り当初は、犬舎を開けた途端にすり抜けて脱走しようとしたり、窓のへりに飛び乗ったりと落ち着きのない様子が見られましたが、現在はすっかり環境にも慣れて、部屋の中でくつろぐ姿も見られるようになりました。




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慣れたスタッフには、すぐお腹を見せて「撫でて〜❤」と催促し愛らしい一面を見せてくれます。

お散歩に連れて行くと自分の行きたくない所には座り込んで断固として動かないなどマイペースで少し頑固なところがあります。

他の犬は苦手で、遠くに姿が見えただけで身構えています😥




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人見知りで怖がりな性格のため、初めての人にはなかなか本来の可愛い姿が見られいかもしれませんが、時間をかけて心を開いてくれる子です。

健康面では、以前おしっこに結晶がでていたので、尿疾患用のご飯を食べて現在症状は落ち着いています。


塩のプロフィールはコチラです



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是非可愛い塩ちゃんに会いにいらしてください😊



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posted by しっぽの会 at 15:15 | 保護犬の様子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年07月05日

終生預かりボランティアさんの元で暮らす 北斗と秋子のご報告

預かりボランティアさんのもとで暮らしている北斗と秋子のご報告です。


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北斗はというと、寝たりコケたりしながら「起こして〜」と声をあげることもありますが、ふやかしたカリカリをしっかり食べてくれており、変わらず食欲も安定しています。

先日、病院で爪切りをしてもらった際には折れもなく安心しましたが、肛門腺を絞った際に膿のようなものが出ており、肛門嚢腫の疑いがあるとのことで、抗生剤が処方されました。

また、肛門付近の腫瘍に傷ができていたため、軟膏の塗布を必要になりました。




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足元が少しふらつきやすくなってきていますが、元気そのものです。

病院では相変わらず大騒ぎで、スタッフさんをちょっぴり困らせてしまったかもしれません💦



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秋子は毎朝元気いっぱいに「ごはんちょうだい!」とアピールしていて、食欲も旺盛です。




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先住猫さんたちとも仲良く過ごしています。


北斗と秋子が健やかな日々を送ることが出来るのも、終生預かりボランティアさんのお陰と心より感謝しております。
本当にありがとうございます。

引き続きよろしくお願いいたします🙇



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posted by しっぽの会 at 22:22 | 保護犬の様子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年07月02日

🐾 コロッケ 自己免疫疾患と向き合いながら🌱

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<酪農学園大学附属動物医療センター待合室で>

自己免疫疾患の難病と闘うコロッケは、推定2〜4歳のふわもこの童顔の男の子です。

コロッケは、2023年2月に、留萌振興局の多頭飼育崩壊案件で優先的に引き取った子で、当時、体調が非常に悪く、命の危機さえ感じさせる状態でした。

同郷の子たちの中には、同じ疾患を持つ子がいて、近親交配による影響ではと思われます。引き取りしてからで2年という月日を懸命に健気に生きています。



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<酪農学園大学附属動物医療センターのドッグランで>

定期的な血液検査では軽度の貧血傾向が続き、毎日ステロイド薬を服用することで自己免疫疾患の症状をコントロールしていましたが、長期間の服用により副作用があらわれ、腎機能に負担がかかってきました。

そのため、 腎臓の療法食を与えていたのですが、慢性膵炎の可能性が出てきたため低脂肪の療法食に切り替え、 毎日の皮下点滴のケアを行っています。

多くの子が嫌がる点滴も笑顔でこなすお利口さんで、点滴の間もじっと耐え、終わるのを静かに待ってくれる姿には、スタッフの胸がぎゅっと締めつけられるような想いです。



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ステロイドの副作用を少しでも減らすため、別の免疫抑制剤の切り替えも試みましたが体調維持が難しく、現在は併用でバランスをとっています。

併用によってステロイドの減量ができたのは、小さな希望だったのですが、最近は、口内に潰瘍ができたり、痛みでドライフードが食べられなくなることもあり、青っぱなが鼻から出てしまうこともあります…。

都度かかりつけ医と連携し、少しでも苦しさを減らしてあげられるよう、緩和ケアを大切に続けています。

強くて、優しくて、健気なコロッケ。

コロッケが心穏やかに過ごせる時間が1日でも長く続くよう寄り添っています。



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posted by しっぽの会 at 20:57 | 保護犬の様子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ボランティアさん便り ―― マロンのアピール大作戦🐾

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こんにちは、マロンです!

今日も元気いっぱいに「かまって〜!」とお部屋から全力アピールするマロンは、推定6歳の男の子です✨

やや切れ長のきれいなお目目👀をしているので、女の子に間違われることもあります。

番犬気質なのか、犬舎にあまり見慣れない人が入ってくると吠えますが、部屋に入ると二本足でぴょんぴょん跳ねて大喜びします🥰

これまであまりお散歩の経験がなかったのか、ハーネスを着ける際に前足に当たると思わず「キャン!」と声を出してしまうこともあります。

ですが、散歩は落ち着いて出来るお利口さんです。




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人が大好きな甘えん坊な子なので、そのまっすぐな瞳で見つめられると、人を信頼してくれているのだろうと嬉しくなります。

どうか温かな出会いがありますように…🌼


マロンのプロフィールはコチラです



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posted by しっぽの会 at 19:23 | 保護犬の様子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年06月30日

🌟 新犬「マリアン」のご紹介

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2025年6月14日、岩見沢市から飼育困難となった、9歳のサモエド×ボーダーコリーMIXの女の子を引き取りました。

「マリアン」と名付けました。マリアンは、体重は約30kgと大きめで、高齢の飼い主にシェパードと一緒に屋外で飼育されていました。

室内には小型犬や猫がいて、飼育環境が手に負えない状況にあったため、空知総合振興局の職員の方と現地を視察のうえ、引取りを決断しました。




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マリアンは糞尿にまみれた状態で身体中が汚れ、とくに足先や肉球まわりには排泄物がこびりつき、肉球が見えないほどでした。

足先は皮膚炎を起こしており、動物病院で衛生的になるようバリカンで整えていただきましたが、お腹まわりにも糞尿がこびり付いていました。

一緒にいたシェパードは、幸い、当会の卒業犬の飼い主さまが迎え入れてくださり、新しい生活に向けてスタートを切ることができました。

本格的な夏が来る前に、2頭を保護できたので、それが何より安心できたことです。




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引取りした日に病院で、【5種混合ワクチン接種、フィラリア検査陰性、歯石付着の他、 目の充血は劣悪な環境が影響している可能性、腸内環境が乱れていたため整腸剤処方、毛刈り】以上を行い、避妊手術とマイクロチップは後日実施します。

バリカンをかけている最中も、どんなに身体を触られても怒ったり怖がったりすることなく、終始とてもお利口さんでした。




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お散歩の仕方も分からず、歩くがままに引っ張るマリアン。ドックランでもどうしたら良いのか分からず、最初は「ポカン」としていました。

大変な思いをしてきたはずなのに、マリアンが人を信じようとする姿勢には心を打たれます。

充分なお世話が出来ずに結果ネグレクトとなっていた現場でしたが、元の飼い主は犬たちのことをとても気にかけていました。

想いに体が追いつかない状況でしたが、こうなる前に新たな飼い主を探すなどの決断が必要でした。




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これからは、マリアンが心も身体も整えて、幸せな犬生を歩んでいけるようにサポートいきたいと思います。

飼い主さん募集になるまでは、もう少々お待ちいただきますが、マリアンの応援もよろしくお願いいたします✿



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posted by しっぽの会 at 18:07 | 保護犬の様子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする