2025年06月04日

ポトフを気にかけ 応援してくださった皆様へ ポトフを偲んで 

126559.jpg

ポトフを気にかけ 応援してくださった皆様へ

夜、自宅に連れて帰っていたスタッフからのご報告です。

5月28日午前3時頃、3月末に帯広保健所から引き取った推定14〜16歳のポトフが、虹の橋へと旅立ちました。

とても人懐こく、ごはんの時間を楽しみに待つ愛らしい子でした。

引取り時にはすでに転移の兆候があり、介護と看取りを覚悟した保護でしたが、ポトフは持ち前の順応性と芯の強さで、最後まで穏やかに過ごしてくれました。




126542.jpg

毎日「帰るよ〜」と声をかけると、ポトフはすくっと立ち上がり抱っこをさせてくれました。そして、何度も一緒に美しい夕焼けを眺めました。




126544.jpg

当会の敷地から見える大きく広がる夕焼けが地平線へと沈んでいく光景は、本当に息をのむほど美しく、ポトフとそのひとときを過ごせたことは、かけがえのない時間となりました。




126546_0.jpg

なぜポトフがこんな目に合わなければいけないのか、悶々とした気持ちになりましたが、ポトフは全てを受け入れているようでした。



最期のお散歩動画
https://youtube.com/shorts/Hc0XHwQRO3o?feature=share

ワクチン接種ができなかったため、お散歩は自宅周辺のみでしたが、ポトフは歩くことが好きでした。



126549_0.jpg

風にあたるのも好きで、亡くなる前日にはカートに乗って敷地を巡り、心地よい風と優しい陽射しの中で穏やかな時間を過ごしました。




126545_0.jpg

後半は、肥満細胞腫によるヒスタミンの過剰分泌が進み、吐き気や嘔吐、消化不良を引き起こし、大好きなごはんを食べることも難しくなってしまいました。

それでも、ポトフは最後まで懸命に生き抜きました。
ポ〜ちゃん、本当に頑張りました。

ポトフを応援し、支えてくださった皆様に心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。


posted by しっぽの会 at 20:04 | 保護犬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年12月09日

犬の防寒着とハーネスの安全な使用方法

boukan0.jpg

12月に入り、雪の降る日が増え、寒さも日に日に増してきましたね⛄

飼い主さんだけでなく、愛犬にも防寒用の服を着せる家庭も多いと思いますが
逃げる可能性のある犬の場合、防寒着とハーネスの使用方法は十分注意が必要です💡

※ここで言う「逃げる可能性のある犬」とは「パニックになりやすい犬」や「後ずさりをする犬」などのことです🐶

防寒着を犬に着せる飼い主のみなさんは、普段どのように防寒着とハーネスを装着していますか?



boukan4.jpg

一般的には防寒着を着せ、その上にハーネスを装着する方が多いのではないかと思います。

この使用方法、逃げる可能性のある犬にとっては、とても危険です⚠



boukan5.jpg

何故かというと、ツルツル・モコモコした防寒着の上から装着したハーネスは
犬の身体にフィットしづらく、犬がパニックや後ずさりをすれば 簡単にハーネスが身体から抜けてしまうからです💡

たとえ、ハーネスをきつく締めたとしても 抜けやすいので 危険です。

また、服を着ている時に使用したハーネスを そのままベルト調節せずに服を着ていない時に使用すると
服を着ていない分、ハーネスのベルトが緩くなっているため、ハーネス抜けの原因になります⚠



boukan2.jpg

理想的な使用方法は、犬にハーネスを装着し、その上から防寒着を着せるのが良いです👍



boukan3.jpg

今は服の中にハーネスを装着してもリードを取り付けられるように、
背中部分にリードを通す穴が開いている服も多くあります。

また、ちょっとした手芸が出来る方は、服の背中に穴を開けて
ほつれないように縫えば、どんな服でも同じように使用することができます。

「 犬→ハーネス→服 」の順番が理想の使用方法です💡



boukan.jpg

ただし、服の背中の穴からリードを装着する際、
リードのナスカンが服を噛んでしまうことがありますので
外に出る前には必ず、きちんとリードが取り付けられているか
確認してから出掛けるようにしましょう☝


寒さ対策をしながら逸走防止の対策もしっかりして
寒い冬を楽しみ・乗り越えましょう⛄✨



動物愛護福祉の啓発に
↓↓クリックお願いします!
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村 

posted by しっぽの会 at 12:00 | 保護犬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする