2025年04月15日

クラウドファンディング活動報告 【オホーツク、釧路、日高管内の市町村役場に適正飼育のチラシを発送しました】

5D982FD9-5EBD-4DA3-AFDE-B47E4DF48807s.jpg

北海道の広大な自然の中で野犬の問題は深刻化しています。

特に、オホーツク、釧路、日高方面は、野犬の数が多く、牛などの家畜や鹿などの野生動物を襲ったといったニュースも報道されてもいます。

農業や酪農業・畜産業が盛んですので、餌にもありつき易く、広大な大地が拡がっているため捕獲は困難を極めます。

犬は野性動物ではありません。

こうした野犬は、飼い主に捨てられた元飼い犬であったり、野犬同士の交配や未不妊で外飼いされている犬との間に産まれた犬たちと思われます。





S__82886662_0s.jpg

野犬を生み出さない、増やさないためには、地域に住む住民の意識の向上や理解と協力が必要です。

そこで当会は、2024年の春より狂犬病予防接種時期に合わせ、狂犬病の予防と不妊手術や適正飼育を勧めるチラシを、オホーツク、釧路、日高管内の各市町村役場に送付させていただいています。

市町村役場によっては、飼い主さんへの狂犬病予防接種の案内に同封してくださったり、集合接種会場で配布するなどのご協力くださっています。



北海道の市町村では、人知れず処分されている野犬もいます。

今後、無責任な飼い主によって野犬が生み出されないよう多くの目で監視が必要です。


私たちの願いは、野犬のような行き場を失っていたり、排除されてしまう犬を増やさないことです。

家庭で暮らすことは叶わなくても、餌を与えている人の合意の下で、不妊手術を終えた野犬がそこに住み続けることが出来たなら、それも共生社会と言えるのではないでしょうか。



>oOo。.:*:.。oOo。.:*:.。oOo。.:*:.。oOo。.:*:.。oOo。.:*:.。oOo。.:*:.


医療の充実と飼育環境を整備し
より多くの犬猫の命を繋ぎたい!

『クラウドファンディング挑戦中!
みなさまのご支援・応援よろしくお願いします!』

クラファンサイト
https://readyfor.jp/projects/shippo2025


HOKKAIDOしっぽの会クラウドファンディング



ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村




posted by しっぽの会 at 07:43 | 多角的活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年04月12日

第11回犬のしつけ教室 もっと犬のこと知ってみよう! 頼りになる飼い主になろう! ご報告

3月30日(日)、第11回犬のしつけ教室 もっと犬のこと知ってみよう! 頼りになる飼い主になろう!を開催しました。

参加犬は、推定6か月になった卒業犬仔犬兄妹の空くん、レモンちゃん(旧:杏)、はなちゃん(旧:華)と前回に続き推定7〜9歳の卒業犬のオラフくんの計4頭でした。

暖かい日が続きやっと春が来たと思っていたところ、当日はまさかの雪💦

湿った雪でしたが、真っ白になるほど積もりました。

寒い中ご参加頂きありがとうございました!



S__663557s.jpg

空くん



S__663559s.jpg

はなちゃん(華)




S__663562s.jpg

レモンちゃん(杏)


兄妹の1頭は都合により参加出来ませんでしたが、空くん、はなちゃん、レモンちゃんは、今年1〜2月に卒業した兄妹仔犬で嬉しい再会です。







仔犬達には、まず基本として

興奮した時

怖がる時

上手く歩けない時など

飼い主さんの横に座らせて落ち着かせ、落ち着いたら飼い主さんが体から手を離しても、座ったままでいられることを目標として、横に座って落ち着く習慣を身につけます。


1日1回でいいので、確実に成功するように、家の中で出来るようになったら外でもやってみます。


それから、いろいろなしつけをして行くことになります。

途中兄妹犬同士が吠えて興奮する場面がありました。

決して嫌いな仲ではなく、リードでつながれた空間で気になる相手と目が合った、見た見ない程度のことですから、飼い主様が間に入って視界を塞げば問題なしとの事です。

ヒートアップしたら目をそらす、リードで呼び戻すことを教えて頂きました。




S__663568s.jpg

オラフくんは、前回同様に他の犬に遭遇した時に、ハネたり回ったりします。

以前よりは良くなったのですが・・・と飼い主さまはご心配されています。







仔犬達と同様に刺激の対象があっても、飼い主様の横で座る練習です。

リードを短く持つのが、上手くいかない時は、首輪を持つのも効果的な場合がありますが、オラフくんかわいらしく寝転んじゃいました(笑)

お家の中ならば、黒いゴミ袋等を膨らまして、刺激の対象を作り練習する事も出来ます。

目薬や耳、歯のお手入れを家で出来るようになりたいとのでした。






急にやろうとすると嫌なことになってしまうので、見せるだけ、触れるだけから馴染ませて、怖くないと認識してから実践します。

ブラシや口輪も同様です。



約1時間半、教室が終わる頃には雪も止み、寒かったですがみんなドッグランで遊びました。

卒業ワンたちも飼い主様もおつかれさまでした!!




S__663578s.jpg

当日のアシスタント犬は松本先生の良き相棒のヤマトくんでした。


講師の松本円先生は、犬の社会的地位の向上や人と犬が幸せに共生する社会の架け橋として日々犬のトレーニングに奮闘されています。


DOG SCHOOL SAMA
http://siru22sama.wix.com/dog-school-sama

継続は力なりです。皆さん、根気よく頑張っていただけたらと思います。

頼りになる飼い主になるために、皆さまのご参加をお待ちしております。

松本先生、お忙しい中、本当にありがとうございました🙇


新年度もしつけ教室は定期的に開催いたします。

卒業犬の飼い主様他、飼い主様のご参加お待ちしています🙇


>oOo。.:*:.。oOo。.:*:.。oOo。.:*:.。oOo。.:*:.。oOo。.:*:.。oOo。.:*:.


医療の充実と飼育環境を整備し
より多くの犬猫の命を繋ぎたい!

『クラウドファンディング挑戦中!
みなさまのご支援・応援よろしくお願いします!』

クラファンサイト
https://readyfor.jp/projects/shippo2025


HOKKAIDOしっぽの会クラウドファンディング



ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村






posted by しっぽの会 at 08:52 | 多角的活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年03月20日

釧路市総合振興局管内 市町村役場イヌネコ担当者研修会で講師を努めました

S__17645636s.jpg

3月11日(火)、釧路市総合振興局管内の市町村役場イヌネコ担当者研修会が開催され、当会が講師を努めました。

近年、動物愛護意識の向上により、行政機関では野犬や野良猫の殺処分を行うことが難しくなり、生きるチャンスを得られるようになったことは大変画期的なことです。

しかし、その一方で、釧路地域には依然として野犬や野良猫が多く生息している地域があり、対策が必要となっています。




S__17547282_0s.jpg

研修会は、釧路管内の関係機関が現場対応を行う際に必要となる知識の習得を目的として、野犬の捕獲及び保護された犬の飼養管理について学ぶというものでした。

当日は、主催の釧路総合振興局環境生活課、釧路保健所、標茶地域保健支所、道東動物愛護センターティアハイム十勝他、10つの市町村と釧路獣医師会の関係者の皆さま29名がご参加されました。



S__17547284_0s.jpg

研修会の演題は「捕獲が困難な野犬の捕獲手法及び保護した野犬の飼育管理について」で、当会代表上杉とスタッフの朝利が講話させていただきました。

当会が野犬に関わることになったきっかけや2012年頃より道東方面の遠方までも犬猫の引き取りを行うことになった経緯など代表の上杉よりお話いたしました。

その後、スタッフの朝利から、滝上町の半野犬の犬たちの3年に亘る保護活動から、捕獲の仕方や野犬の慣らし方や接し方、注意点、重要なこと等お話いたしました。




000s.jpg

この案件は、新型コロナウィルス発生後の2020年5月から2023年6月までの3年間続きました。

現地に住み着いていた85頭を保護し、そのうち当会の環境にどうしても馴染めず心身共に衰弱していた犬たち10頭を餌やり飼い主と共に1週間かけて作った大きな囲いの中にリターンしたことをお伝えしました。

犬たちは、捕獲したら当会施設に収容し、駆虫、不妊手術、混合ワクチン、フィラリア検査、マイクロチップ装着、健康診断、狂犬病予防注射、畜犬登録を行いました。

子犬は不妊手術が終えるまで人慣れを兼ねてスタッフが預かりし、その後施設で散歩訓練も行い社会性も養いました。

また、譲渡前の家庭訪問も実施し、飼い主さまには窓や玄関などの脱走対策を行っていただきました。

現在当会には、成犬5頭、子犬で保護し譲渡出来ていない成犬が6頭の合計11頭に未だ出会いがなく残っています。

野犬などの人や社会に慣れていない臆病な成犬を譲渡するのは困難を極めます。

例えば、不妊手術や狂犬病予防を接種してから、餌を与えていた飼い主の元に合意のうえで戻すなど、犬の気質や状況に合わせ生かしていく道を選択できなければ、捕獲された成犬の行き場がないために、捕獲することが出来なくなる日が来るのではと危惧しています。

こうした野犬問題は、地元である市町村が町の課題として向き合う必要があると思います。

そのうえで、北海道や愛護団体、ボランティアにも協力を求め、わが町で起きていることを自分事として町民も巻き込んで解決していくのが良いのではないでしょうか。

ですが、市町村にとっては、問題解決へのインフラ整備や時間や費用などの負担は大きくのしかかります。

野犬が多い近隣の市町村で連携協力していくのが一番効果的な気がします。

最後に市町村役場さまに実施していただきたい大事な以下をお伝えしました。

1. 役場のホームページに犬猫の専用の常設ページを作り、日頃から適正飼育の呼びかけを行うこと

2. 譲渡前に不妊手術を実施すること

3. 犬猫の安全な収容場所の確保と飼育体制を作ること

4. 適正に飼育できる方に繋いでいくために譲渡の在り方や方法などを構築すること




takis.jpg

北海道の広大な自然の中で野犬の問題は深刻化しています。

特に、酪農地帯等では餌やりによって繁殖を繰り返した野犬の数が増え、生態系への影響や人とのトラブルが起きています。

こうした野犬も元々は飼い主に捨てられたり係留せずに飼育されていた犬たちとその子孫たちです。

牛などの家畜や鹿などの野生動物を襲うこともあり、いつこうした被害が人に及ばないとも限りません。

また、もし海外から狂犬病が持ち込まれれば野犬が媒介源となる可能性もあり放置できない問題です。

そしてこうした行き場のない犬猫を増やさないために必要なことは1にも2にも不妊手術しかありません。

譲渡後に犬を逃がす事例も多く、私たちはこうした事故を防ぐ意味に於いても、保護された時点で不妊手術を行って欲しいと関係各所に呼びかけています。

保護犬の譲渡を行っている行政機関、愛護団体、個人のボランティアも、救っていくだけでなく譲渡する責任を強く持たなければならないと考えます。

行き場のない犬猫を増やさないのに必要なことは、1にも2にも不妊手術と飼い主の適正飼育だからです。



動物愛護福祉の啓発に
↓↓クリックお願いします!
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村 


posted by しっぽの会 at 20:07 | 多角的活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年12月10日

飼い主のいない猫基金 今年度の助成金申込締切りのお知らせ

kainusinoinaineko-1024x768.jpg

「飼い主のいない猫基金」は、地域で猫を保護している個人の保護主さんに対して、飼い主のいない猫の避妊・去勢手術費用の一部を援助させていただく基金です。

HOKKAIDOしっぽの会が2010年から始めた活動で、これまで行政機関からの支援は一切受けていません。

皆さまから頂いた「飼い主のいない猫基金」やその他のご寄付、グッズ販売の益金等々で賄ってきました。


飼い主のいない猫基金については以下をご覧ください。
https://shippo.or.jp/noraneko_to_inoti/#gsc.tab=0





12キジ白1s.jpg

今後も頭数の制限をせずにお受けしたいところですが、実施頭数も上限の200頭を超え、当会の財源に限りがありこれ以上のご支援は出来なくなりました。

よって今期は2024年12月10日(火)をもって申込終了とさせていただくことになりました。

また令和7年度(2025年度)は、オス・メス1頭当たりの不妊手術代の助成額を見直し、より多くの保護主さまにご活用いただけますよう助成額を減額して実施したいと思います。


行き場のない猫を1頭でも減らし、命を全うさせてあげたい気持ちは変わりありません。

北海道や市町村でも飼い主のいない猫対策では頭を痛めていますが、野良猫と言えど1つの尊い命です。

住民が保護された飼い主のいない猫に、市町村が不妊手術代の助成を行うことで、猫も人も住みやすい街を創っていけば、人と動物が共生する幸せな社会となると思います。

自治体の皆さま、ご一考くださいますよう何卒よろしくお願いいたします。



動物愛護福祉の啓発に
↓↓クリックお願いします!
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村 

posted by しっぽの会 at 20:16 | 多角的活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年12月06日

栗山町の多頭崩壊猫案件について

S__31924229_0s.jpg

S__31924237_0s.jpg

現在も継続中ですが終盤を迎えた栗山町で外飼いされている多頭崩壊猫の案件についてのご報告です。

この案件は今年2024年10月2日(水)から取り組み始めましたが、11月末現在、未不妊の成猫4頭と子猫5頭程が残っています。

12月に入り気温も一段と低くなって根雪になる季節となりましたので、年内解決を望んでスタッフは尽力しています。




S__31924232_0s.jpg

事の発端は、地域で猫の保護をされている方から、栗山町で不妊手術もせずに餌だけを与えている飼い主がいて、敷地内で車に轢かれ死んでいる猫もいてこれ以上不幸な猫を増やしたくないとのご相談でした。

そうしたことから、当会も現地に同行し一緒に取り組むことになりました。




S__31924227_0s.jpg

雨水を飲み、猫たちはやせ細り栄養失調で体はハシラミだらけでした。

車に轢かれ死んでいる猫もいたとのこと…

まずは、これ以上車に轢かれることを防ぎたく敷地内に「猫注意」の看板を複数設置しました。

そして最初に成猫の個体確認を行いましたが、10月2日時点では成猫は24頭、子猫は12頭のようでした。




フウタ・フウマ・フウコ.jpg

10月5日(土)に3頭の子猫を保護することが出来ました。

左から、フウタ(オス)、フウマ(オス)、フウコ(メス)です。

スタッフがケアをしているので大分状態が良くなった頃の写真です。

飼い主からの聴き取りや病院での診断でも推定5か月位とのこと…体は小さく痩せていました。

当会は、5月から取り組んでいた長沼町の劣悪な環境から保護した猫たちで猫舎もいっぱいになっていたため、スタッフが自宅で看ることになりました。



成猫も保護したかったのですが場所や人手も足りず、捕獲出来たら都度動物病院に走り不妊手術を行い、飼い主に返還することとし、その後の状況観察もしていくことで飼い主に責任を持って飼育してもらうこととなりました。




ルシア・チフユ.jpg
<左ルシア(オス)・右チフユ(オス)>

10月11日(金)には、子猫6頭(全頭オス)を保護することが出来ました。

6頭は、2人の預かりボランティアさんとスタッフで預かることになりました。

写真はルシアとチフユです。

兄弟がどうかは分かりませんが顔がよく似ています。

預かりボランティアさんは、長年の保護活動の中でハジラミが今までの中で一番いましたとのことで、2か月経ってもコームでとかすと未だに殻が残っていたそうです。

体が小さく弱いから子猫には一番つきやすかったと思いますが、預かりボランティアさんは駆虫やシャンプー以外にも丁寧に熱心に取り除いてくださっていました。


ルシアは預かりボランティアさんの先住保護猫の譲渡に伴い一緒にお迎えいただけることになりこれから卒業します。

ですが、チユフは、11月3日様子がおかしいと病院を受診したところ腹水が溜まっていて、血液検査の結果からおそらくFIPに感染しているのではと緊急入院しました。

直ぐに治療を開始しましたが、極度の貧血で三度の輸血を行いましたが、残念ながら11月17日に入院中の動物病院で吐血性ショックで亡くなりました。

チフユもルシア同様、とても人懐こい子でしたので、新たな飼い主さんに繋いであげたかったです。

病院の先生も必死で頑張ってくださいましたが、本当に残念でなりません…。


詳しくは以下からご覧ください。
http://shippo-days.seesaa.net/article/505725212.html



ライナ2.jpg

チャオ2.jpg

チャオとライナも預かりボランティアさんのお宅で預かっていただきました。

2頭とも栄養失調で痩せ、ハジラミだらけでしたので、本当にご苦労をおかけしました

預かりボランティアさん宅では、他の野良猫案件も入り、現在チャオとライナは当会で収容しています。




チャオs.jpg

チャオは、右目が白く見えていないのではとのことで眼科専門の動物病院を受診したところ、外傷により光を感じる程度で、4〜5年でほぼの確立で悪性の腫瘍になってしまうとのことでした。

そうしたことから、11月15日(金)に眼球を摘出と去勢手術も行いました。

やがて悪性腫瘍になるリスクがあるのであれば、分かった時点で手術できたので良かったと思います。

このように子猫と言っても不適正飼育されたいたので、健康体になるまでには治療も時間も必要です。




チョコパン2.jpg

チョコパンもスタッフが預かってケアしたので今はふっくら丸顔になり、譲渡会にも参加できるようになりました。

ですが、物凄く痩せていていて骨と皮状態でした。




S__31760388_0s.jpg

最近のチョコパンです。

あのまま現地にいたらもっともっと惨めな姿になっていたと思います。




キョンキョン.jpg
<現在のキョンキョン>

キョンキョンは、目も見えていないのか、耳も聞こえていないのか、斜頸があって明らかに障害を持っていると思われました。

多頭飼育故の近親交配等の影響なのか、スタッフが預かり様子を見ることになりました。

キョンキョンの詳細は後日ご報告させていただきます。




コウキs.jpg

10月22日(火)、上記の猫たちと一緒に保護出来ず取りこぼしてしまったコウキ(メス)をやっと保護することが出来ました!

最後になってしまいましたが、やはり臆病な性格のようです。

以上が5〜6月に産まれ保護した子猫は10頭です。

残念ながら2頭は保護する前に亡くなっていました。




S__31924235_0s.jpg

そして、成猫を捕獲し順次動物病院で不妊手術することも同時並行で行いました。

成猫は24頭いるとのことでこれまでに20頭は不妊手術を終えましたが、まだ捕獲していない育児中かもしれないメス4頭もいます。

また実際もういないとは限りません💦


経緯としては、10月20日(日)に成猫のオス2頭・メス1頭の捕獲に成功、その日のうちに不妊手術を行い翌日現地の飼い主に返しました。

10月22日(火)は、成猫のメス3頭も捕獲出来たので不妊手術を行い翌日現地の飼い主に返しました。

その後も順次捕獲し不妊手術を進めていきました。

10月末時点で、目的の成猫のオス1頭が捕まっておらず悔やまれることと、子育て中の母猫が4頭はいるとのこと・・・。

成猫の捕獲と育児中の子猫をタイミングの良い時点で保護することが大事なことでした。

11月3日(日)、残っていたオス猫が運よく玄関フードにいるとのことで扉を閉めて捕獲、去勢手術を行って飼い主に返しました。

また納屋に子猫がいるとのこと、捕獲器を設置できるスペースを作ってくれるよう飼い主に要望しました。

11月5日現在までの状況は、オス10頭、メス10頭に不妊手術を実施、9月に出産し育児中の4頭のメスは、この後速やかに捕獲し不妊手術を実施、子猫の保護の継続です。


以上、9月生まれの子猫やまだ未不妊の猫については、改めてご報告させていただきます。


出口がやっと見えた多頭飼育現場ですが、不妊手術も行わずただただ餌だけ与えているだけの飼い主…。

猫たちには何の罪もありません。

増えるのは本当にあっという間です。

餌を与えるのと同時に行わなくてはならないのは不妊手術です。


今後も不幸になる猫が増えないように見守っていく必要もあります。



動物愛護福祉の啓発に
↓↓クリックお願いします!
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村 


posted by しっぽの会 at 12:29 | 多角的活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする