この保護は、団体間の連携と関係者の協力が重なった、まさに命をつなぐバトンリレーでした。

経緯としましては、11月6日、鶴居村役場さまは村民からの通報で、下久著呂(シモクチョロ)にて、野犬の子犬5頭を捕獲、さらに11月17日に新たに1頭を捕獲しました。
これらの子犬たちは、いずれも人の姿を見るとすぐに逃げ、ねぐらへ戻る様子が見られたことから、人との接触経験がほとんどない野犬の子と推察されました。
現地では野犬の成犬の群れも確認されており、何年も前から犬たちは自然淘汰され、この地で生き続けていたようでした。
子犬たちは、いづれも推定3か月。オスが5頭、メスが1頭でした。
鶴居村は、当会の長沼町まで300q余りもある遠方です。
この情報を知った翌朝の最低気温は−7℃とのこと。
設備のない場所で収容されている子犬たちでしたので、緊急引取りすべく、地元のボランティア「山の犬達」さま、札幌市の保護団体「犬のM基金」さま、さまにもお声がけさせていただきました。
そして、運命のような偶然が…浜中町にあるNPO法人「しおんの会」さまのスタッフの方が、所要帰りに犬達を連れてきてくださることになりました!

<犬のM基金さまへ>

<犬のM基金さまへ>

<HOKKAIDOしっぽの会>

<HOKKAIDOしっぽの会>

<山の犬達さまへ 右の子のみメス>
いずれも推定3か月、オス5頭とメス1頭でした。
捕獲檻からクレートに移し替える作業は、釧路保健所さまの場所をお借りし、「山の犬達」さま、「犬のM基金」さま、当会に2頭づつケージに入れてくださり、計6頭すべてが安心・安全な環境へと移動することができました。

当会で引取りした2頭の男の子。長毛の子は「シュシュ」、もう1頭の短毛の子を「シエル」と名付けました。
シュシュは、大人しい印象ですが、シュシュは臆病で、防衛で噛みついて来るので、革手をつけて移動しました。
このように、複数の団体が連携し、限られた時間と資源の中で命をつなぐことができたのは、現場の迅速な対応と支援の輪があってこそです。
また、偶然というより必然的な運命も感じ、失われていく命が多い中、この子たちは大変ラッキーな子たちと思います。
しかし、この地域は野犬の群れが継続的に確認されているため、新たに行き場を失う犬たちが出てくる可能性が非常に高い状況です。
一方で、管内の釧路保健所は、すでに収容頭数が限界に達しており、譲渡が進まない限り、新たな受け入れができないという厳しい現実があります。
そのため、保護された犬たちは一時的に市町村で待機せざるを得ず、収容は順番待ち、環境や人材の面でも大きな課題を抱えています。
このような状況は一時的なものではなく、構造的な課題であり、今後の制度的な見直しと地域ぐるみの支援体制の構築が急務です。
寒さが日ごとに厳しくなる中、どうか一頭でも多くの命が温かい場所へと繋がりますように。
引き続き、応援・ご支援など、さまざまな形でのご協力を心よりお願い申し上げます。
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