
2021年9月、長沼町の過酷な多頭野良の現場から保護した推定12〜14歳の三毛猫のアズキ。
三毛猫はナィーブな子が多いようですが、アズキはがおっとりとした癒し系の子です。
保護から4年が経ち、会での生活にもすっかり馴れ、触れるとゴロゴロとのどを鳴らしてくれます。
慢性腎不全と高血圧症のため、毎日皮下点滴と投薬治療を続けていますが、高血圧の影響で網膜剥離を起こし、視力はほとんど失われてしまいました。

そんなアズキに、先日新たな変化がありました。
お腹にいくつかのポツポツとした小さなしこりが見つかり、乳腺腫瘍と診断されました。
当会では、年齢や持病を考慮し手術は行わず、見守りながらのケアを選択することにいたしました。

この知らせを聞いたボランティアさんが、 「アズキの余生をお家で見てあげたい」と申し出てくださり、アズキは預かりさんのお宅へと移動しました。
ご飯を食べない日があったり、体調の波もありますが、今は手厚い介護と看護のもと、穏やかな日々を過ごしています。
終生預かりボランティアさん、本当にありがとうございました。
過酷な環境から救われ、人の優しさに包まれて余生を過ごす子が一頭でも増えますように…。
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タグ:保護猫 終生預かりボランティア


