第一目標である1,500万円を大きく上回る、2,445万円ものご支援をいただきましたこと、改めて深く感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
皆さまのご支援により、犬猫たちの福祉を守る環境整備が着実に進んでおります。
今後とも温かく見守っていただけますと幸いです。

今回は、工務店様よりいただいたプレハブ犬舎の断熱工事のご報告です。


写真は、改修工事前のプレハブ犬舎です。
この度、プレハブ犬舎の床断熱工事、各窓の増設工事を行わせていただきました。
体調のすぐれない犬や老犬が多くいるプレハブ犬舎ですが、夏は涼しく、冬は温かい部屋にし、少しでも快適に過ごせるようにいたしました。
まず、床にカネライトホームという断熱材を床全体に敷き断熱しています。
これにより床が少し高くなってしまうので、違和感なく使用できるギリギリの厚みのものを使用、床からの冷えの軽減が期待できます。


入口土間は腐食も進んでいたので、床板を交換しています。
その際に床下の点検をしたところ、腐食もなくネズミが侵入している形跡も見られず、綺麗な状態でしたので、まだまだ大丈夫でした。

<工事後>

<工事後>
床の仕上げは、塩ビ系のシート仕上げです。
犬の爪でも強度は充分で、明るくかわいい雰囲気に仕上がりました。

左右の部屋間に開閉可能なスリット状の木製窓が出来ました。(写真右)
これにより、部屋どうしの空気が循環がしやすくなります。

<窓増設前>

<窓増設後>

<窓増設前>

<窓増設後>
また左側の部屋の窓が1枚ガラスの窓でしたので、複層ガラスの窓を増設いたしました。
複層ガラスは、本来の1枚のガラスと違い、二枚のガラスの間に乾燥した空気やガスを注入し断熱性を高めたガラスになります。
本来の窓もそのまま活かしてますので、さらに断熱が期待できるかと思います。
また、防音性にも優れていますので、これまでより静かな環境で過ごせそうです。

また、建物入ってすぐに脱走防止の扉を造作いたしました。
扉横には、スタッフさんが両手に抱えて運んできたご飯を一度置き、室内に入ってから取り出せる扉付きの棚も出来ました。
これにより、作業効率や利便性が改善出来れば幸いです。

< 難病がありながらも前向きに生きている マーチ 10〜12歳の女の子 >
以上、工事を請け負ってくださった工務店様からのご報告です。
朝晩、すっかり冷え込むようになった北海道ですが、お陰さまで今年の冬はプレハブ犬舎は、快適に過ごせそうです。
犬たちやスタッフへの優しく細やかな心遣いが、とても嬉しかったです。誠にありがとうございました。
そして、これも一重にクラウドファンディングにご支援くださった皆様のお陰と心より感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。
※なお、工事代金等は、その他の工事が終了いたしましたら、ご報告させていただきます。
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