2025年07月28日

コロッケとの永遠の別れ―2年5か月の記録

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7月23日(水)、コロッケが虹の橋へと旅立ちました…

2023年2月20日、留萌振興局の多頭飼育崩壊現場から引き取ったコロッケは、推定3〜5歳の男の子でした。

多頭崩壊の犬たちの中で、特に体調不良であったため、優先的に保護した命でした。




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体調が思わしくない原因は、自己免疫疾患であるとのこと。

かかりつけ医と都度相談しながら、投薬、注射、点滴をケアを行い、波はありましたが何とか体調を維持できていたコロッケでした。

ですが、2024年5月に入る頃、急激に体調が悪化。
腎臓の数値は横ばいでしたが、ヘマトクリット値は19%。
酷い貧血状態に陥り、5月14日の朝、立ち上がることさえ辛くなって緊急入院となりました。


貧血が進行し耳や歯茎が真っ白に…同じ現場から引取りした海斗から供血してもらい輸血を行いました。

その甲斐あって、輸血後は30.6%までヘマトクリット値が上がりましたが、長くは続かず、次の日には26.6%まで下がってしまいました。

そのため、ステロイドを更に高用量で服用しなければ体調を維持出来ない状態でした。

6月に入ってからは、6月26日の血液検査結果は、ヘマトクリット値が下がり14.3%。
クロスマッチを行い、適合したチロルから供血してもらい6月27日に2度目の輸血を行いました。

ですが、残念ながら輸血後も元気食欲がほとんど戻らず、その後の貧血検査でも7月3日に19.9%、7月9日には12.6%まで下がってしまいました。

造血剤をうっていただきましたが、コロッケには赤芽球(血液を作る幼若な血液細胞)が殆どないため効果はありませんでした。

そして、7月13日には更に貧血が進み、全身が真っ白になり、食事を摂ることが出来なくなりました。

先生と相談のうえ、輸血をしても体調の改善が一時的にしか見られないこと、造血剤も効果がないことから、無理な延命はコロッケの苦しみを長引かせる…そうしたことから、スタッフ全員で話し合い、強制給餌や薬の投与はやめ、点滴だけでそっと見守ることを決めました。

それでも奇跡を願い続けた7月16日、ヘマトクリット値は10.1%。願いは叶いませんでした。

それからの日々、コロッケが食べそうなご飯やおやつを置いてみても、口をつけることはなく、どんどんと小さくなっていきました。

そんな辛い状況の中、立てなくなっても、寝たきりになっても、人の気配がすると顔を上げて探し、スタッフに気づくと、ふわふわのしっぽをそっと揺らして、嬉しそうにお出迎えしてくれたコロッケはずっと優しさのある子でした。




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ドックランに出るのが大好きだったコロッケのために外にテントを張り、涼しい時間帯には外で仲間たちやスタッフを眺めながら穏やかな時間を過ごしました。




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また、お散歩はカートに乗って楽しみました。

旅立つ準備をしているコロッケ…更に辛い時間を延ばすことになるのではと、7月20日、続けていた点滴もやめる選択をしました。
あとは、撫でて、声をかけて、側にいること。それが私たちにできる、コロッケへの精一杯の愛でした。


7月23日ー
たくさん撫でて、声をかけて、残された時間をそっと見守っていた朝。それまで自らお水を飲むことがなかったコロッケが、はじめて自ら水を口にしました。

みんなで感動し、「今日も大丈夫かもしれない」と、少し安心した優しい朝でした。夕方になっても、朝と変わらない穏やかな様子のコロッケを外のテントに寝かせて、顔を拭いていたそのとき−−呼吸が突然不安定になりました。

慌ててスタッフが集まり、スタッフが見守るの中、コロッケは浅く、静かな呼吸を数回繰り返し、まるで眠るように、穏やかにそっと旅立っていきました。




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保護時の推定年齢は、1〜3歳で。やっと過酷な環境から抜け出し幸せに向かって進み始め、会で過ごした時間もわずか2年5か月。
享年3〜5歳とは、あまりにも早いお別れでした…。

まだまだいっぱいやりたかったことあったよね。
美味しいおやつにご飯もっと食べさせてあげたかった…。
家族がいる幸せ、家庭生活、大好きな人とのお散歩、叶えてあげられなくてごめんね…

最後に握った小さなふわふわの手の感触が今も残っています。
人が大好きで甘えん坊でとても気の優しい子でした。

コロッケ、頑張ったね。コロッケと過ごした時間、コロッケのことずっと忘れないよ。




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これまで、コロッケを応援、ご支援くださった皆さまに心より感謝申し上げます。

皆様とご一緒にコロッケの冥福をお祈りしたいと思います…



posted by しっぽの会 at 19:50 | 保護犬の様子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする