
ポトフを気にかけ 応援してくださった皆様へ
夜、自宅に連れて帰っていたスタッフからのご報告です。
5月28日午前3時頃、3月末に帯広保健所から引き取った推定14〜16歳のポトフが、虹の橋へと旅立ちました。
とても人懐こく、ごはんの時間を楽しみに待つ愛らしい子でした。
引取り時にはすでに転移の兆候があり、介護と看取りを覚悟した保護でしたが、ポトフは持ち前の順応性と芯の強さで、最後まで穏やかに過ごしてくれました。

毎日「帰るよ〜」と声をかけると、ポトフはすくっと立ち上がり抱っこをさせてくれました。そして、何度も一緒に美しい夕焼けを眺めました。

当会の敷地から見える大きく広がる夕焼けが地平線へと沈んでいく光景は、本当に息をのむほど美しく、ポトフとそのひとときを過ごせたことは、かけがえのない時間となりました。

なぜポトフがこんな目に合わなければいけないのか、悶々とした気持ちになりましたが、ポトフは全てを受け入れているようでした。
最期のお散歩動画
https://youtube.com/shorts/Hc0XHwQRO3o?feature=share
ワクチン接種ができなかったため、お散歩は自宅周辺のみでしたが、ポトフは歩くことが好きでした。

風にあたるのも好きで、亡くなる前日にはカートに乗って敷地を巡り、心地よい風と優しい陽射しの中で穏やかな時間を過ごしました。

後半は、肥満細胞腫によるヒスタミンの過剰分泌が進み、吐き気や嘔吐、消化不良を引き起こし、大好きなごはんを食べることも難しくなってしまいました。
それでも、ポトフは最後まで懸命に生き抜きました。
ポ〜ちゃん、本当に頑張りました。
ポトフを応援し、支えてくださった皆様に心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
【保護犬の最新記事】