
喜助は飼い主の事情により浦河保健所に放棄された茶トラ長毛の推定7歳の男の子です。
2020年12月に最終的な受け皿となって当会で引き取りしました。
当時の保健所収容中の様子は、交通事故による後肢麻痺があるとのこと。
また、身体の痛みや動けなくなった不安、環境の変化のストレスなどからか自傷行為をし始め、足には生傷が多数あり、自ら尻尾を噛み切ってしまったそうです💦
現在、自力で排泄はできないので圧迫排泄しています。
現在は自傷行為はなくなりましたが、今度は布などを食べるようになってしまいました💦
カーペットやジョイントマットなども噛んで飲み込んでしまうので、喜助のいる空間には敷くことは出来ません。
滑り止めの凹凸がある床に出したところ、足を引き摺るので擦り傷になってしまい治療の日々で、八方塞がり状態です😅

性格は、人が近くにいるだけでゴロゴロと喉を鳴らすくらい人好きな子です🌼
ハンデがあるため中々お声がかからずしっぽ生活が長くなってしまいましたが、この度当会の長年の支援者様でもあり、ボランティアさんでもある方からお声がけいただきました✨
飼い主様は医療従事者の方でとても愛情深く、喜助の足の状態をみてリハビリで「良くなるかも」と様々なアドバイスをいただきました。
実行したところすごい勢いで回復しています😆

毛に埋もれてしまっていますが、曲げれなかった膝を曲げて座れるようになりました!
動画もご覧ください。
左足は踵を床で擦った傷があるので包帯を巻いています。
右足は麻痺があり、つま先が拘縮していて持ち上げれず、引き摺った時に足がひっくり返ってしまうため、スタッフ自作の装具を付け、正しい歩き方になるようにしています。
できる限り正しい姿勢を保ち、足の向きや動かし方、負荷がかかる箇所の保護をすることで、こんなに大きな変化があることに驚いています✨
喜助も自分の足が良くなることを分かっているようでトレーニングに励んでいます💪
お迎えまでまだ少し日があるので、どこまで回復するのか楽しみです🎵
【追記】食いしん坊の喜助。5/18、フード欲しさに軽やかな動きも見せてくれましたよ♬
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