人に環境に慣れていない中型〜大型犬が過ごす旧犬舎です。
旧犬舎は当会が発足した当初からある犬舎で、2012年に竣工した新しい犬舎と名称を分けるため『旧犬舎』と呼んでいます。

<2014年の工事の様子 落雪防止のために屋根工事も行いました>
旧犬舎は元は養豚業者の方が豚が飼育されていた豚舎で、当会が2007年頃から本格的に保護活動を始めた時には、屋根も壁も窓も全てが老朽化していました。
都度出来る限りの修繕を重ねてきましたが、2014年に外壁や屋根など大掛かりな修繕工事を行いました。
その時の修繕工事では、内部の天井を低くし気密性を上げたので、それまでよりは暖かさが保てるようになりました。

ですが、今問題となっているのは、老朽化したコンクリートの床面です。
コンクリートは、劣化により犬の排泄物が染みやすく臭いも取れにくくなっています。
そのため、掃除や消毒にかかる時間も多くなっています。
また劣化したコンクリートの隙間から冷気が入り込んでいます。
旧犬舎は、人に慣れていない怯えや攻撃性もある中型犬以上の犬を入れていますが、譲渡が叶わない犬も多いため高齢化が進み足腰が弱くなっている犬も多くいます。
そのために、床に滑りにくい長尺シートを貼り、犬の足への負担も減らすとともに掃除の際の水捌け、水切りを良くし衛生的にも改善したいと考えています。

ただ、犬舎の床はこれまで随時モルタルで補修してきたこともあり、床は凸凹しているところが多く、そのまま長尺シートを貼ると剥がれの原因となるため、まずは床を平らにする工事が必要とのことです。
犬の部屋は24室あり大掛かりな工事になるため、その分見積もりもかさんでしまいました。
また、通路側は、犬の脱走防止や破壊にも耐えられよう全室が鉄網で出来ています。
ですが、長年の使用や掃除の際の水や消毒液の使用で、鉄網が破損しているところもあり、錆びや劣化が進んでいます。
残念ながら、一部の部屋が犬を収容できない状況になっているので、このままでは保護にも影響する深刻な状態です。

ネクストゴールの第二目標で叶えたいことは、
重病や難病にかかる医療費の他に、旧犬舎の床と鉄網の修繕工事です。
<旧犬舎工事見積り>
犬舎床モルタル補修及び長尺貼り・コーキングなど 7,100,000円
犬舎の環境がより安心できるものになるように、皆様からの温かなご支援をいただけることを願っています。

※追記
旧犬舎は、慣れない犬も安全に外に連れ出すことができるよう運動場も併設しています。
人に慣れていない臆病な野犬が多いため、人の出入りも制限するなどして、過度なストレスをかけずに順化トレーニングができる環境にしています。
『安全にお世話・トレーニングをしていくため』、そして『犬たちにとってより快適な環境をつくるため』にも旧犬舎の工事は必要不可欠です。
何卒よろしくお願いいたします!
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