
北海道の広大な自然の中で野犬の問題は深刻化しています。
特に、オホーツク、釧路、日高方面は、野犬の数が多く、牛などの家畜や鹿などの野生動物を襲ったといったニュースも報道されてもいます。
農業や酪農業・畜産業が盛んですので、餌にもありつき易く、その場所に定住する野犬もいます。
野犬の数を減らすには子犬を確実に捕獲することと成犬に不妊手術を行うことが必要ですが、成犬の捕獲は困難を極めます。
特に、捕獲後に逃げた経験のある犬や捕獲されるところを見た犬は檻に近寄らなくなるため、これまで自治体では適切な対策が行われず、問題は先送りにされてきました。

地元の協力者たちと力を合わせ、捕獲された成犬の野犬が保健所に収容される前に動物病院で不妊手術を行うための支援や、関係行政機関と意見交換を行い野犬対策の要望書を提出。
関係者会議では野犬の捕獲や飼育の方法を伝え、野犬を減らすための働きかけを行ってきました。
また、当該地域の犬の飼い主の方に問題意識を持ってもらうために「北海道の野犬の現状」のチラシを配布し、不妊手術の有無についての聴き取り調査の実施を市町村に提言しました。
野犬の問題をより多くの方に周知していただくための広報活動も積極的に行っています。
2025年度から、一部の自治体では野犬や野良猫、飼い犬や飼い猫に対しても不妊手術代の一部が助成されることになったり、以前よりは前向きに捕獲や収容等で野犬問題に向き合ってくださる自治体もあります。
野犬問題解決に向けて少し光が射してきました。
引き続き前進できるよう頑張ります!
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