2023年9月に家庭の事情で新しい飼い主を探すことになったボス。
トイプードルの推定15歳の男の子です。
シニアとは思えないほど活発だったボスですが、去年末から体調を崩すことが多くなり、現在は終生預かりボランティアさんのお宅で手厚いケアをして頂いています。
年明けに、元気・食欲がなくなりかかりつけの動物病院を受診しました。
お腹を触ると痛がる様子があったためエコー検査をしたところ、お腹に大きな腫瘍の様なものが確認されたため、精密検査をするために酪農学園大学附属動物医療センターを受診しました。
CT検査の結果は大変ショッキングなものでした。
腫瘍は腹部全体に広がっており、いつ破裂してもおかしくない状態とのことでした。
破裂すれば亡くなる可能性が高いこと、薬で抑えられるものでもはないことから、1月27日に腫瘍の摘出手術を受け、無事に手術を終えることができました。
腫瘍の病理検査の結果は、脾臓の悪性肉腫でした。
術後の回復は高齢なこともありゆっくりでしたが、終生預かりボランティアさんからは、数日後には元気・食欲も戻り、ご飯を食べてれるようになりました。
脾臓の肉腫は転移も多くとのこと…
現在転移は確認されてはいませんが、潜んでいる可能性があるため、抗がん剤投与を始めることになりました。
副作用や体調に十分に注意しながら経過をみています。
先日マナーベルトのご寄付もいただきました。
ありがとうございます！
マーキングが元気印だったボスですが、安心して自由に過ごすことが出来ています。
まだまだ予断は許されませんが、終生預かりボランティアさんの愛情に包まれ、ボスは毎日を精一杯生きています。
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