2025年04月13日

ダン 難病のハンデがあっても逞しく

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ダンは、長沼町内の某施設に住み着いた多頭野良のアタリが生んだ子です。

2024年8月に過酷な環境から推定3ヶ月前後で保護しました。

現在生後10ヶ月前後になった男の子です🌸

保護時から体調不良が続いていて、大学附属動物病院で検査をしていただいたところ【キサンチン尿症】という稀な遺伝性疾患の可能性が高いことが分かりました。

腎臓の数値も高く、右の尿管は閉塞してしまっていて、左の尿管も石や砂があり閉塞する可能性があるので両方にバイパスの管を繋ぎました。

管を繋いでいるため、定期的に洗浄が必要です。




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昨年11月、緊急手術後のダン。




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現在は腎臓の数値は高めではありますが、投薬と食事療法、数日置きの皮下点滴で体調は安定しています👏

保護時は体調不良で何も食べなかったダンですが、意外と食い意地が張っているようで、他の子のご飯を準備しているとつまみ食いに来て取り上げるとウーと唸って怒っていました😠

ウェット系は好みじゃないようで、ちゅ〜る等をあげると嫌な顔をします😂




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抱っこもイヤ、ケアされるのもイヤ、気分の良い時は触っても良いよというザ・猫な性格に成長しました🐱

昼夜お世話しているスタッフが出勤する時や点滴、投薬する時には、逃げ回るので毎日鬼ごっこ状態ですが元気にしています💨

毎日走り回っているダンではありますが、ベットに入ると「一緒に寝ても良いですか?」と布団に入ってきたり、枕の上や足元で寝たりする可愛らしい面もあるんですよ💖

ところが、この前一緒に寝ていたら、ふくらはぎを噛まれて痛くて飛び起きました😂

性格を踏まえると環境の変化がなく、体調管理のため一頭飼育のご家庭が向いていると思います🏠️




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ハンデがあるのでお世話は必要ですが、元気に過ごしています。

どうかダンにもご理解ある方との良縁がありますように🌠









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現在チャレンジしているクラウドファンディングは、保護した犬猫たちの腫瘍の手術や難病の治療継続などに、多額の医療費がかかった経緯がありました。

当会には、高齢や人慣れしていない、ハンデがあるなどで出会いがないまま生涯を終える子もいます。


この度のクラウドファンディングの挑戦は、様々なことを振り返り、深く内省もしました。

私たちは、保護した犬猫たちに生涯大切にしてくださる家族をみつけてあげたいと願っていますが、新しい家族と出会うことなく生涯を終える現実は胸が痛みます。

このクラウドファンディングを通じて、保護された犬猫たちが新しい家族と出会い、愛される環境で生涯を過ごせるようになることを願っています。

どうかご支援・応援よろしくお願いいたします!




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医療の充実と飼育環境を整備し
より多くの犬猫の命を繋ぎたい!

『クラウドファンディング挑戦中!
みなさまのご支援・応援よろしくお願いします!』

クラファンサイト
https://readyfor.jp/projects/shippo2025


HOKKAIDOしっぽの会クラウドファンディング



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posted by しっぽの会 at 18:10 | 保護猫の様子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする