2024年12月05日

ダンが飼い主様募集になりました🐈🐾

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ダンは、長沼町内の某施設に住み着いた多頭野良のアタリが生んだ子で、過酷な環境から2024年8月に推定3ヶ月前後で保護しました。

先に募集を開始し、すでに卒業したアッコと同じく治療中のリッコとは兄妹です😺

保護時から体調不良でご飯を食べなかったり、低体温になったりしていたダン。

病院の検査では腎臓の数値が高く、腎炎を疑い投薬と皮下点滴を開始💉

給餌や治療のためスタッフが連れて帰りお家でお世話することにしました🏠️

投薬で一時的に元気にはなったのですが、多飲多尿や食欲不振はあり、薬を止めると再度腎臓の数値が上がってしまうことから免疫系疾患の疑いで大学病院で詳しく検査をしてもらうことになりました🏥




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検査結果はリッコと同じくキサンチン尿症という珍しい遺伝疾患である可能性が高く、数度の受診時に両腎臓から尿管に石や砂のようなものが確認され、腎臓が圧迫されて数値の上昇もみられたため、ダンはバイパスの管を腎臓から膀胱に繋げる手術をしました。

術後は尿の通りも良く、腎臓の数値も安定していたのですが、点滴を止めて退院後の再診では再び腎臓の数値が上昇していました。

今までのダメージが腎臓に残っている可能性があり、すでに慢性腎不全になっていることも考えられるので、皮下点滴をし様子をみることになりました。

現在は食事制限、尿のphコントロールをするための飲み薬、皮下点滴をしています。

定期的にバイパスの管洗浄を行う必要もあります。




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子猫ですが、すでにたくさんのハンデがあるダン🐈

保護時は衰弱が激しく、ケージを覗き込むたびに息をしていることに安心していた頃を懐かしく思う程、今は元気に走り回り、カーテンに登ったり、箱ティッシュからティッシュを出してイタズラしたり、子猫らしく活発になりました🌻

ケージが苦手なのですが、先住動物がいるため食事管理や尿管理をするのに就寝時はケージに入れる必要があり、入れると大絶叫が始まり朝までに何度も起こされます😪




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慣れた人にはゴロゴロ喉を鳴らし、スリスリ甘え、一緒に寝たりもしますが、ちょっぴり怖がりさんなので、落ち着いたご家族構成で、環境の変化が少ないご家庭、鳴き声が大きいので飼育環境が整っているご家庭が向いていると思います🙆









ケアが必要なこともあり、なかなか家族を見つけるのが難しいかもしれませんが、毎日自由に走り回り、たくさん遊んで楽しい猫生を送れる家族が見つかりますように🙏🌠




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そして、いつも応援とご支援ありがとうございます🎉

ダンとリッコのような子を救えるのも皆様のご支援があるおかげです🙏

ダン&リッコ宛で応援メッセージとご寄付もいただきました🌼

しっかり読ませていただいております👀

ありがとうございます🙇


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posted by しっぽの会 at 20:20 | 保護猫の様子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする