2024年11月17日
大病と闘う子猫のダンのご報告
現在生後6ヶ月になり、体重も2kgを超えたダンですが、兄妹のリッコに続き急遽入院し手術を行いました🏥
ダンは長沼町の某施設に住み着いた多頭野良の子で、先に飼い主様募集となったアッコ、同じく治療中のリッコと兄妹です。
保護時から体調が悪かったダン、投薬治療で一時的には良くなったように見えましたが、やはり食が細く飲水量が多い等ありました。
血液検査では腎臓の数値が上がったり下がったりと変動が激しく、原因を調べるために大学病院で診察してもらうことになりました。
初診では炎症の数値は高いですが、レントゲンやエコー検査では腎臓に異常はみられなく、皮下点滴は止め、抗生剤を服用して様子をみることになりました。
再診時に炎症の数値は下がってましいたが、腎臓の数値が上がり、左側の腎臓から尿管にかけて結石や砂のようなものが確認できました。
皮下点滴を再開し1週間様子を見ることになりましたが、1週間後の診察では前回はなかったように思われた右側の腎臓と尿管にも結石のようなものが確認されました。
閉塞していることにより腎臓が圧迫されていて腎臓に負担がかかり、数値が上がってしまっている状態でした。
キサンチン尿石だそうで大変珍しいもので、レントゲンには写らず、エコー検査でもある程度の大きさがないと診断が難しいそうです。
症例も少ない難病でした…。
両側の尿管に結石のようなものがあるため早急に手術が必要となり、そのまま入院となり即日手術となりました。
猫の飼育担当スタッフは、手術翌日に会いに行ってきました。
機嫌はあまり良くなさそうでしたが、ケージから出ようとしたり、鳴いているとの話を聞き安心しました😊
ケージ開けたら後ろに下がっていくと伺っていたのですが、会いに行ったら出てきたので帰りたいんだな〜と思いました😢
腎臓の数値も下がってきているそうです。
手術内容は尿管は切らず、両腎臓にバイパスの管を付け膀胱に繋いだそうで、右側の尿管は閉塞してしまっていて、洗浄しても一滴も流れなかったようです。
左側は洗浄した際に石や砂が出てきて通ったのですが、炎症のあとなのかボコボコしてボロボロの尿管だったそうです。
バイパスの管を付けたので、今後は定期的な洗浄が必要になります。
<先に手術を行ったリッコ>
リッコのご報告はこちらです。
まだ子猫のダンとリッコ。
同じ年頃の子達は毎日たくさん食べ、走り回り無邪気に過ごしているなかハンデがある2頭は治療の毎日でした。
手術を乗り越え元気に飼い主様募集ができますよう、応援とご支援よろしくお願いいたします🙇
<手術前のダン スタッフが自宅に連れて帰り看ていました>
心苦しいお願いですが、ダンとリッコの医療費が尋常ではない金額になってしまいました💦
年末に向かい何かと物入りな時期ですが、ご支援いただけますと大変ありがたいです❣
オンライン寄付サイト
https://online-kifu.shippo.or.jp/
どうかよろしくお願いいたします🙇
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