6月9日(日)、第4回犬のしつけ教室 もっと犬のこと知ってみよう! 頼りになる飼い主になろう!を開催しました。
参加犬は、オリバーくん、アロちゃん(オリビア)、アポロンくん、テオくん、リュウくん、卒業間近なイツキと飼い主、計6頭でした。
2023年3月に当会を子犬で卒業したオリバーくんは、現在1歳9か月。
アロちゃんと兄妹です。
まだ若いですし元気いっぱいのオリバーくん。
地元に常連さんのドッグランがあり、いつも楽しみに利用しているそうです。
そのドッグランのオーナーさんの愛犬から、犬同士の指導を受ける時があるとのこと。
犬同士がドッグランの中でトラブル等になったら、オーナーさん愛犬が仲裁や頭突き程度のことを行なうようです。
犬同士の指導というものはあるにはあるのですが、犬に合っているのか、飼い主の意識の元で行動を取っているか、自分の犬の状態や犬同士の性格がわかっているのか、これらがわかっている上での指導が大事とのことです。
先生のお返事は、ドッグランを変えるか、その子が居ない時間帯を選んではどうでしょうかとのこと。
その状況を見ていないですし、聞いた話なのではっきりとは言えませんが、オリバーくんが何もしていなのにそうなるのであるならば、今はオリバーくんが受け流せていたとしても、そのうちストレスが溜まりますし、2歳過ぎると本格的な成犬になるので、反撃する可能性もなくは無い。
そうならないように今からそのようなストレスは避けた方が良く、芽は摘んでおくべきですとのことでした。
アロちゃん(旧オリビア)は、終始おっとりで優しい子で、特に困り事はないようでした。
前回のしつけ教室や同窓会では会えなかった兄妹犬オリバーくんに会わせてあげたいと再会したのですが、お互いあまり覚えていないようだ
と飼い主さんたちの方が寂しそうでした。
レモンちゃんが困っていた時も優しくおっとりさんの対応でしたが、最後のとり肉を使った練習の時は一番に反応したので、食いしん坊さんかもしれませんね(笑)
<手前アポロンくん 奥は先住犬の卒業犬のコタロウくん>
アポロンくんは、2023年8月に卒業した男の子で推定11歳、コタロウくん(旧ブラウン)は2014年7月に卒業した先住犬で推定10歳です。
アポロンくんは、前回食が細くて困っていた様子でしたが、今はカリカリだけでも食べるようになり、朝も早くから起こしたりしなくなり落ち着きましたと飼い主さま。
先生もしっぽに居た頃はドッグランで走るアポロンは、いつも私を見つけては、群れのリーダーのようにチェックしていた。
「あのアポロンが、今こうして私の前でまったりとしているのが信じられない。」と今回も絶賛していました。
<左テオくん 右レモンちゃん>
テオくんは、天塩町の多頭飼育現場からの引取りした推定3〜5歳の男の子で、2023年7月にしっぽを卒業しました。
同居犬のシェルティのレモンちゃんと参加してくれました。
散歩中に会う犬にたまにスイッチが入って吠えてしまう、お互いに止まって待ち続けてしまうことがあるそうです。
吠えた時はオスワリをさせる、リードを短く持って声は出さない、落ち着くまで待つ、無言で待つうちに吠えなくなったら褒める。
もしも相手の方に協力してもらえるなら、お互いの距離を置いて同じように行ってみてくださいとのことでした。
ご家族の方が帰宅された時も興奮すると思いますが、内容は違いますが興奮度合いは同等なので、同様に無言でさりげなく触れる程度にして
落ち着いたらヨシヨシする。
これを家で練習して外でも実践すると良いそうです。
レモンちゃんは、テオくんより年が上で、テオくんが不安になった時には、落ち着くように力を貸してくれる頼りになるお姉さんです。
リードをつけると興奮するようなので、リードは短く持ち、人の横につかせて落ち着かせ、頑張らなくていいよと、人を守るのではなく守られるポジションにいてねとアドバイスをいただきました。
一般からボルゾイの3歳のリュウくんが参加しました。
リュウくんは松本先生の生徒さんで、松本先生と競技会に参加して優勝をおさめた実績もあり、この度はしつけというより飼い主さんのハンドラーチャレンジに対するアドバイスを希望されての参加となりました。
リュウくんは、とても賢くて強い性格とのこと。
初対面の犬がいるドッグラン等で、相手によっては正面から寄られるとトラブルになる場合もあるので、マナーとして口輪をしてくださっています。
一発できっちり横につく、Uターンの時はゆっくり回りキレイに歩くのを見せる等のアドバイスをいただきました。
<左イツキ>
イツキは推定4〜6歳の女の子で、空知管内の多頭飼育崩壊現場から引取られた子です。
卒業へ向けて通っていただいている飼い主さまと一緒に参加しました。
イツキは怖がりなので、パニックになった時の対応やビビりな子の扱い方を教えていただきました。
パニックになると逃げることばかり考えるので、首輪とおしりを押さえ、お座りで落ち着かせる、怖いから逃げない、怖くなかったでしょう?と認識させる。
力が抜けたら再スタートを繰り返します。
家の中では、寝室等の静かな場所にクレートを置き安心する場所を作ってあげる。
スキンシップの時は、毛先を撫でる感じで優しく触る。
待ちの体制で、頼ってもらえるように信頼関係を作ることが大切です。
↑の動画は、シニア犬の筋トレ方法です。
長くても5分以内にしたほうが良いそうです。
↑の動画は、特別な1対1の遊びですが、アシスタントのヤマトくんに習って、皆すばらしいオスワリ上手でしたよ。
本日のアシスタントはヤマトくんでした。
ヤマトくん、いつもありがとう!!
講師の松本円先生は、犬の社会的地位の向上や人と犬が幸せに共生する社会の架け橋として日々犬のトレーニングに奮闘されています。
DOG SCHOOL SAMA
http://siru22sama.wix.com/dog-school-sama
継続は力なりです。皆さん、根気よく頑張っていただけたらと思います。
頼りになる飼い主になるために、皆さまのご参加をお待ちしております🙇
松本先生、お忙しい中、本当にありがとうございました🙇
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