2023年12月30日

今までありがとう…ジョンが虹の橋へと旅立ちました…

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12月24日(日)、ジョンが虹の橋へと旅立ちました…。

ジョンは推定11歳のトイプードルのオスで、2年前の2021年7月に家庭の事情で当会に来ました。

突然、環境が変わりとっても不安でいっぱいそうなうえ、噛み癖があるため担当スタッフ以外はお世話に関わらないようにしていました。

自分の思うようにいかないと噛む子でしたが、人は大好きで抱っこも大好きでした。



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もともと食事に好き嫌いがある子でしたが、数ヶ月前から食欲がなくなり元気がないので、診察をすると貧血の数値が低く、エコーで見ると脾臓と肝臓の様子がおかしかったため、もしかするとリンパ腫など血液の病気になっている可能性もありました。

ただ脾臓や肝臓単体の病気の可能性もあるため、重度の貧血の原因が何かを調べるためにも大学病院で検査をしていました。

大学病院で検査をするまでに薬で対処療法をしていたので食欲も一時は戻り、バクバクとご飯を食べて、常に人の目が届く担当スタッフの側にお部屋をお引越しし、抱っこをねだってワンワンッと元気に鳴いてもいました。



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夜は担当スタッフが自宅に連れて帰り、人が好きなジョンの為に出来る限りのことをしていました。

ジョンが亡くなった日もいつもと変わらない朝を迎えました。



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数日前からあまり食欲もなくなってはきていましたが、ゲージから出して欲しくて元気よく鳴いていたので、こんなに突然のお別れになるとは思っていませんでした。

お昼前に突然フラフラとしだしたため、病院に連れて行きましたが、脳貧血からくる酸欠で病院に着く頃には手足も動かなくなっていました。

直接の原因は心臓からくる脳貧血でした。

前々から心雑音もあり心臓の薬は服用していましたが、こんなにも突然亡くなってしまったことに、驚きと戸惑いしかありませんでした。

ジョンの死をあまり実感していなく、退勤する時や、朝起きた時、車の後部座席を見た時、仕事中や自宅でテレビを見ている時に鳴き声がしない時に、ジョンがいない事を実感します。



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突然のお別れになったね、ジョン。

沢山噛まれたけど、ずっとお世話をしていたから楽しい思い出は沢山あるよ。

ジョンからしたら10年一緒に過ごしてきた前の飼い主さんとの思い出がいっぱいかな?

生まれ変わったら最後の時までずっと一緒にいられる飼い主さんと出会えると良いね。



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難しいところもあったけど、愛くるしかったジョン…。

皆さまとご一緒にジョンの冥福をお祈りしたいと思います…。


posted by しっぽの会 at 09:52 | 保護犬の様子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする