2023年12月21日

生きたい気持ちが伝わってくるマーチ

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マーチは、昨年2022年7月に空知管内の多頭飼育現場から引取りした推定9〜11歳の女の子です。

引き取り当初からあまり食べてくれず、かかりつけの病院で検査をしたところ重度の貧血と分かり、輸血や投薬治療を開始しました。

ですが、その後も貧血の数値がすぐに下ってしまうので大学病院で骨髄検査したところ、非再生性免疫介在性貧血ではとの診断でした。

先月11月には、10回目の輸血をしました。

輸血は、当会の犬から血液を分けてもらい、毎回大学病院で拒絶反応が出ないかクロスマッチの検査を行い、その結果をもとにかかりつけの病院で輸血を行っています。

マーチが生きていれるのは、しっぽにいる保護犬の仲間たちのお陰なのです。



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ですが、最近のマーチは、いまひとつ調子が悪いことが多くなっています😢

定期的にお腹を壊したり、鼠径ヘルニアが悪化したり、食欲が落たり、多飲だったり…。

前回のしっぽレポートでは元気な様子をご報告させていただいていたのですが、その後、血液検査を行ったところ、肝臓の数値がものすごく高くなり、ステロイドの副作用が出てしまいました😢

輸血をしながらでも頑張って生きているマーチ…。

貧血が進んでも、肝臓の数値が高くても、生きたい気持ちが強いのか頑張って食べています🍚

分かっているのかどうか、苦手な薬も前のように嫌がらなくなりました💊

自宅に連れて帰り出勤しているスタッフは、マーチが生きたいと思っていると感じ、全面的にサポートしていきます。

どうかマーチを応援していただけると幸いです🙇


動画もご覧ください☆



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タグ:保護犬 輸血
posted by しっぽの会 at 11:29 | 保護犬の様子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする