2023年12月09日

負傷の子ねこ ライラの手術後のご報告

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11月11日、根室保健所から引き取りした推定4〜5か月の男の子ライラ。

根室市内の公園にいたところを警察経由で保護され、様子がおかしかったので根室市内の病院を受診したところ、横隔膜ヘルニアと尻尾に骨折があることが分かり、引き取り後も検査が進むにつれ様々な障害があることが分かりました💧



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まずは、少しほっとしたご報告からです。

ライラの股関節は、左右に骨折と脱臼はありますが、現在は痛みもなく、歩くこともできるので特に処置はしなくても良いとのことで、成長するにつれ問題がおきるようなら手術等考えた方が良いとのことでした。


また、嬉しいご報告は、11月28日に酪農学園大学付属動物病院で、横隔膜ヘルニアの手術を行い、手術は無事に終わりました!

ただ、術後の出血が酷く、一時は命が危ない状況になりましたが、輸血をして助かることが出来ました!



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<呼吸の苦しさから開放されて伸び伸びゴロゴロしてます>

食べていても寝ていても、息が苦しく、下を向いて箱座りし、じっと耐えていたライラでしたが、ようやっと苦しくて眠れない日々が終わり、ゆっくりノンビリ寝れるようになりました☺

横になりノビノビしたり、へそ天でゴロゴロしたり、おもちゃで遊ぶようにもなりました💕

胃や肺の臓器が圧迫され、ゴハンを食べるのも少しの運動も苦しそうでしたから、大変な手術でしたが受けて本当に良かったです!

ただ、心配なことは、術後に再拡張性肺水腫になってしまう可能性があり、術後のリスクの方が高いとのことでした。



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それと心配事が増えてしまいました💧

横隔膜ヘルニアの手術とは関係なく、ライラはずっと排尿困難で常に膀胱がパンパンで、ポタポタと尿が漏れ出し、保健所収容時からオムツをあてていました。

オシッコがしたくて何度もトイレに行きますが、思うように出すことができません😢

横隔膜ヘルニア術後の抜糸の日に、造影剤を注入し再度検査をしてもらったところ、尿管の一部が狭窄していることが分かりました。

今はなんとか少しずつでも出ていますが、常に膀胱に尿が溜まってので膀胱炎になってしまうだけでなく、成長していくにつれて尿管が完全に塞がってしまう可能性もあるようなので尿管の手術も必要になりました😢

狭窄している尿管を切り取り、残った尿管を伸ばす手術をすると排尿ができるようになるそうですが、尿漏れになってしまうリスクもあるそうです。

こちらの手術も更に高額になるとのこと…頭が痛い状況ですが、ライラのためには手術の選択肢しかありません。

そして本日も、酪農学園大学の先生から連絡があり、軟部外科の先生と再度尿管の状態(造影剤検査)を確認したところ、狭窄している箇所が1箇所ではないかも知れないので、手術に向けて再検査や相談をしたいとのことで、来週11日に再診となりました。


4〜5か月の小さな体で、何度も手術に耐えなければ、生きる道はないライラ。

辛くても人を信じて甘えてくるライラは、入院中も看護師さんにも可愛がっていただいたようでした。

どうか皆さま、ライラに応援ご支援いただけませんでしょうか。

以下のオンライン寄付サイトからご寄付いただけると幸いです。

何卒よろしくお願いいたします🙇


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posted by しっぽの会 at 05:43 | 保護猫の様子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする