2023年11月25日

健気なライラ 痛みの苦しみから解放されますように…。

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11月11日、根室保健所から引き取りした推定4〜5か月の男の子ライラ。

根室市内の公園にいたところを警察経由で保護され、様子がおかしかったので根室市内の病院を受診したところ、横隔膜ヘルニアと尻尾に骨折があることが分かりました。

当会で引き取り後も入院し検査したところ、骨折箇所は尻尾の付け根だけではなく、左後肢股関節にもありそのせいか骨盤の歪みもありました。

そのためか、仔猫とは思えないほど静かで大人しく、横隔膜ヘルニアも苦しいですし、排泄も出来ないので、尿便も常に溜まっているので辛いと思います。



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11月13日には、酪農学園大学付属動物病院を受診し、CT検査をしたところ、横隔膜ヘルニアによる尿管や腸への圧迫等は見受けられず、痛みが原因の可能性もあるため痛み止めで様子をみることになりました。

その後11月22日に再受診しましたが、自力排泄ができないのは変わらないので、原因は痛みでもないため不明でした。

この日、圧迫排泄させようとしても尿が出てこないので、カテーテルを入れて膀胱に溜まっている尿を出しましたが、カテーテルはかなり嫌がり暴れたので、呼吸が苦しくなり酸素室に入りました💦

また、尿検査で桿菌が出ていたので抗生剤の薬が処方されました。

呼吸が苦しくなるのは横隔膜ヘルニアが原因ですが、現在も少し動いても、ご飯を食べても、寝ていても苦しくて起きてしまうので、睡眠もあまりとれていないようです😢

今後、体が大きくなって肺への圧迫や癒着等で亡くなってしまう可能性も高いため、11月28日に手術を受けることになりました。

横隔膜ヘルニアの手術自体は難しい手術ではないそうですが、術後に再拡張性肺水腫になってしまう可能性があり、術後のリスクの方が高いそうです。

ですが、このままでは24時間いつも苦しい状況なので手術を受ける選択をしました。



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<スタッフ家族とも先住ワンとも仲良しな気立ての良いライラ>

現在、スタッフが自宅に連れて帰っていますが、家では老猫のように座ってるか抱っこされてるかで、遊びたい盛りだと思いますが、動くと苦しくなるのが自分でもわかっているので動きません。

ですが、とっても甘えん坊なのですぐに膝の上に乗ってきます💕



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食欲はあり、ご飯の準備をしていると足下に来てお座りして待ってます。

でも胃や腸も押されているので一度に食べることが出来ず、休みながら少しづつ食べています。

こんなに小さいのに自分の体のことが分かっているようでとても不憫です。

とっても可愛いライラです💕

ライラの手術代はかなりの高額になるようですが、元気に走り回れるようになって欲しいです。


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posted by しっぽの会 at 17:11 | 保護猫の様子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする