2023年02月08日
今までありがとう…チコが虹の橋へと旅立ちました…
チコが2月1日(水)に虹の橋へと旅立ちました…。
チコは、家庭の事情により2020年2月に当会にやってきた14歳のミックス犬のオスでした。
引取り時から高齢でしたので、体調が良くなったり悪くなったりの繰り返しでした。
それでもお散歩に行けば、生きがいのように一生懸命歩くので、その姿には感心するばかりでした。
ですが、今年に入ってから徐々に食べなくなり、吐くこともあったので、入院し検査をしたところ肝臓の数値が高く、以前からあった胆のう粘液嚢腫も酷くなっていて、肝臓が起因する神経症状もありましたが、年齢と状況からも胆のうの切除手術は難しいとのことでした。
また、レントゲン検査では、変形性脊椎炎が認められ、立てないのはそれが原因のようでした。
退院後も、肝臓の数値も変わらず高く、しばらくは皮下点滴を毎日することになり、肝臓と甲状腺の薬や痛み止めも服用していました。
そんなチコでしたので、スタッフが家に連れて帰りお世話をしていましたが、亡くなる前日あたりから全く食べることも水を飲むことも出来なくなりました。
2月1日の朝5時頃から何度も痙攣を起こし、1時間くらい昏睡状態となり、息を殺したような音をたてて静かに眠り、そのまま逝ってしまいました…。
チコの最期はとても男らしかったそうです。
スタッフは、チコが年老いても、犬舎内を歩く時は回りの犬達が吠えて反応するので、若い頃はイケイケだったと思う、最後は少年のようなお顔になったチコに、いろんな話をしたことが最期の思い出となり、もう少し一緒にいたかったと話していました。
しっぽに来て2年の年月、新しい飼い主さんを見つけることが出来ず、チコごめんね…。
皆さまとチコの冥福をお祈りしたいと思います…。