2022年08月21日

8/20 空知総振興局管内の犬多頭飼育崩壊現場からメス2頭を引き取りました

8月20日(土)、空知総振興局管内の犬の多頭飼育崩壊現場からメス2頭を引き取りました。

先日はオス全頭の去勢手術を実施したので、この日は、江別市の酪農学園大学さまのご協力で、全頭に混合ワクチン接種とメスの血液検査とレントゲン検査を行いました。

こちらの詳細は後日報告させていただきます。



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この子はグレイスと名付けました。

お腹も大きくお乳も張って母乳も出ていました。

レントゲンで妊娠も確認されましたので、急遽引き取りをすることにしました。
この子だけはワクチンは接種は行いませんでした。



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この子はルーミと名付けました。

この子もお乳が張っていましたが、妊娠ではなく腫瘍疑いでした。

病院で更に検査をするために引き取りすることにしました。


次のステップは、残されたメス犬の不妊手術の実施になりますが、費用の問題もあり課題も残されています。

ただ、当会で引き取りしたメスの半数以上が、子宮内膜症や蓄膿症になっていたため今回の検査結果が分かれば手術を行いたいと考えています。



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大型のバリケンに2頭を入れてしっぽに向かいましたが、ルーミがものの15分くらいでケージを破壊し車内に出てきてしまいました💦

ここの多頭飼育の犬たちは、脱走と破壊が激しいのですが、慣れないことに反応をしているだけで、攻撃性は全くなく人懐こく良い子たち揃いです。

まずはメディカルチェックを行って健康に配慮することが先決ですので、飼い主さん募集には暫くかかりそうです。

グレイス、ルーミ、生まれてくる子犬たちがどうか無事でありますように…。



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posted by しっぽの会 at 12:26 | 多角的活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする