2022年07月13日
願いも叶わず…ヒノが虹の橋へと旅立ちました…
非常に残念なお知らせをしなければなりません。
7月6日に檜山振興局から引き取りした推定8歳のオス猫のヒノが7月8日(金)に虹の橋へと旅立ちました…。
ヒノは、6月27日、道南の今金町の道端で倒れていたところを旅行者の方が保護してくださり、今金保健支所に搬送、翌日の28日に江差町の檜山振興局に収容された猫でした。
脱水が酷く衰弱が激しいうえに疥癬もあったためその日のうちに病院で点滴と疥癬の注射をしてもらい、食餌も水も取ることが出来ず、檜山振興局では強制給餌されていたそうで、病院で数日治療されていました。
この先行き場がないとのことで当会が引き取ることになりましたが、脱水も酷いので点滴で命を繋ぎ、疥癬の治療も行うことで長期を想定し入院していました。
<7月6日に入院した時のヒノ>
元の姿が分からない程、ボロボロの状態で保護されたヒノ。
体重は成猫の平均体重の約半分の1.95kgしかなく、どれだけ過酷な毎日を送って来たのか…想像を絶しました。
亡くなる前日は病院でゴハンも食べていたそうですが、最後に美味しいゴハン食べて満足してしまったのでしょうか。
入院する時に「ヒノちゃん、頑張ってね」と声をかけた時に小さく弱々しい声でしたが「にゃー」と答えてくれた声が忘れられません。
もっと早くに見つかっていればヒノは元気になったのかなと様々な感情が過ります。
ヒノ、元気になったふくよかな姿を見るのを楽しみにしていたよ。
じゃれて遊んだり、日向ぼっこしたり、毛繕いしたり、甘えたり…
猫らしい生活が出来る日が来ると信じて待っていたよ。
どうか回復して欲しいと願っていたけど、祈りは届かなかったね。
どうかこれまでの苦しみを忘れ安らかに眠ってね。
皆さまとヒノの冥福をお祈りしたいと思います…。