2019年10月、家庭の事情で当会にやってきた仁(じん)。
高齢になって飼い主さんと離れ寂しい思いをしていました。
これまでも何度か倒れ、心臓の薬を飲んでいましたが、 昨年は心臓発作も起こしました。
そんな仁でしたが、ボランティアさんが 終生預かりで 自宅に連れて行ってくださいましたが、 昨秋くらいから後ろ足が立たなくなり自力で歩くことができなくなり寝たきりになってしまいました。
また、排尿ができないためカテーテルを入れました。
預かりボランティアさんに手厚い介護をしていただき穏やかな毎日を過ごしていましたが、とうとうお別れの日がやって来ました。
以下、預かりボランティアさんからです。
17歳で終生預かりして1年5ヶ月 19歳くらいかなー 大往生だと納得してましたがやっぱり悲しい。
高齢になっても童顔でめんこいじーちゃんでした。
預かってまもなくフードを食べなくなりあれこれ変えてみたりしましたが長くは食べてくれず、かかりつけの動物病院に相談してみたところ効果があるかどうかはわからないがオゾン療法してみましょうかとなりやったところ、帰ってすぐもりもりフードを食べ始め、仁にはあったようでずーっと続けていました。
それでも固形のものを食べると吐くようになり、ふやかしフードをスプーンで介助し食べていました。
とても上手にスプーンから食べ、その顔が大好きでした。
足腰も弱っていき介助具や車椅子で頑張っていましたが、前足も弱り歩くことが出来なくなりました。
しっぽの会で赤いカートを貸してもらい散歩に連れ出したら気に入った様子で、近所の方からも気持ち良さそうだねと声をかけられ、ご満悦の様子でした。
仁は、腎臓の数値が高く陰睾のため開腹手術が必要になることから未去勢で、前立腺肥大があり尿が出づらくなりチューブを入れていましたが、感染を繰り返し体調を崩してしまいました。
6月19日フードも水分も取らなくなり点滴・オゾンの治療をしてもらい、またきっと良くなると信じていました。
24日3時30分頃から呼吸が荒くなり、朝方痙攣を2回おこし30分程すると下顎呼吸となり7時22分力尽き旅立ちました。
やっと飼い主さんの元に帰ったのかな 会いたかったものね。
ご支援いただきました皆様、スタッフの方々、ボラ仲間の皆さんお世話になりありがとうございました。
終生預かりボランティアさんには本当にお世話になりました。
最期まで尽力いただきありがとうございました。
心より感謝申し上げます。
これ迄、仁をご支援応援くださっていた皆さまありがとうございました。
皆さまと仁の冥福をお祈りしたいと思います…。
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