
昨日5月23日(月)、十勝総合振興局からキジトラの負傷猫を引き取りしました。
振興局では、新しい飼い主さんも探しましたが難しい案件でしたので
希望してくださる方はいらっしゃらず、処分も視野に入りご相談の連絡をいただき、
急遽引き取りに向かいました。
推定5〜7歳のオスでウララと名付けました。

ウララは、幕別町で交通事故に遭い保護されましたが、
骨折とその影響か排尿の感覚がなくなってしまっているのか
排便はトイレでするのですが尿が寝ているところで垂れ流しとのことでした。
また、人馴れもおらず威嚇と攻撃が激しいとのことで、
引取りの際も緊張からか怒っていました。
ただ食欲はあるようでした。

引き取り後、あらかじめ予約していた札幌市内の整形外科がご専門の
動物病院に直行しました。

病院では、安心したのか頭も撫でさせてくれ、
診察も大人しくお利口さんにしていました。
血液検査では、エイズ陽性、白血病陰性、カリシウイルスで、
熱も高めなのでワクチン接種は出来ませんでしたが、
インターフェロンと抗生剤の注射をしました。
野良生活で餌を貰い頑張って生きてきた子だったのでしょう…

レントゲンでは、左足だけでなく骨盤も骨折していました。
かなりの骨折なので体内で出血もしていると思われ、
貧血になっていて肝臓の数値も高めでした。
骨折の手術等については、栄養つけて貧血を治し手術に耐えられる体力がついた時点で、
方法を考えることになりました。
昔と違って外は猫にとって大変危険です。
猫は完全室内飼いをし、野良猫の多い地域や住宅街を走行される際には、
ドライバーは走行スピードに注意し、
運転に十分注意を払って小さな命を守ってあげたいものです。
ウララの進捗状況につきましては、また発信させていただきます。
どうかウララの応援よろしくお願いいたします!
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