2022年02月20日

今までありがとう・・・鳴海が虹の橋へ旅立ちました

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悲しいお知らせをしなくてはなりません。

2月11日、推定10-12歳のメスの柴犬の鳴海が、虹の橋へと旅立ちました…

亡くなる当日の朝、スタッフが犬舎へ行ったところ
部屋の中であごをついた状態で力なく伏せていて少し眼振も見られ
明らかにおかしい様子だったので急いで動物病院へ連れて行きました。

病院へ向かっている途中は顔を少し上げたりする様子も見られましたが、
病院に着いた時には瞳孔が開いており呼吸はあるものの
意識は朦朧としていて血圧も体温も下がっていました。

病院では身体を温め、点滴を繋ぎ、
血液検査やレントゲンなどの処置をしてもらうため
鳴海を動物病院にお願いし会へ帰りました。

しかし、その日の昼頃に容態は急変し、
「心臓は動いているものの自発呼吸が止まった」と
動物病院から知らせを受けました。

その後、動物病院では30-40分程呼吸の補助を施して下さいましたが、
鳴海は意識を取り戻すことなく虹の橋へ旅立ってしまいました…

診察結果は、脳や心臓の影響で倒れ、肝臓や腎臓への負担が掛ったか、
もしくはレントゲンでは確認できませんでしたが、
血液検査の結果から肝臓に腫瘍があった可能性もあるとの事でした。



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鳴海は2019年2月に捕獲機で保護され、
迷子犬として網走保健所に収容されましたが、
唸る・吠える・威嚇するなどの様子が見られ一般譲渡不可となり、
殺処分も視野に入ったため当会で引き取りをしました。

引き取り後は毎日お世話をしてるスタッフにはとても懐き、
唯一爪切りは嫌がるものの、他はどこを触っても怒ることなく抱っこもでき、
撫でられることが大好きで自ら甘えてきてくれる可愛らしい子でした。



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ですが、和犬特有の人見知りがあり、
面会に来られた方には、キバをむいて噛む様子も見られ、
なかなかご縁に繋がらず出会いがありませんでした。

和犬に限らずですが、
特に和犬はワンオーナドッグと言われているほど飼い主一筋の子が多く、
鳴海も元の飼い主にきちんと最期まで愛情とお世話をしてもらえていたら
最期まで幸せに暮らせたのではないかと心が痛みます。

亡くなる当日、部屋の中で倒れ、朝スタッフが来るまでの間、
鳴海はひとりでとても心細く不安な時間だったと思います。

声を掛けてもあまり反応もなく、
いつもなら抱っこすると緊張で硬直する鳴海でしたが、
動物病院で抱きかかた時の、力なくよりかかる鳴海の身体の感覚は、
今でも忘れられません。

お散歩に行く前やご飯の前、構ってもらえる時にシッポをブンブンと振って甘える姿、
お散歩中に立ち止まると人の目をジッと見つめて構ってほしそうにする可愛い姿。

きっと元気になってまた戻ってくると思っていた鳴海に
もう会うことができないと思うととても辛く悲しいです。



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当会で過ごした3年弱の時間が鳴海にとって
少しでも寂しさや不安のなかった時間であったならと思います。

なるちゃん、今までありがとう。またね。

皆さまとご一緒に鳴海の冥福をお祈りしたいと思います。

タグ: 保護犬
posted by しっぽの会 at 11:16 | 保護犬の様子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする