2022年01月13日
迷子にさせないために・・・迷子犬シェバちゃんの保護から
皆さまに朗報です❗
昨日1月12日に迷子の情報をあげさせていただいていた
4歳のメスのミックス犬のシェバちゃんですが、
本日13日、明け方4時半頃に無事に捕獲することが出来ましたと
飼い主さまから嬉しいご連絡がありました!!
シェバちゃんは、
多頭飼育崩壊の現場から引き取りされた保護犬だそうですが、
1月8日(土)19時頃、苫小牧市の沼ノ端駅南口付近を散歩中に
トラックに驚きパニックになり、首輪が抜けて逃げてしまい、
関係機関にも連絡されていましたが、
良いお返事がいただけず、困った飼い主さまからご連絡を受けました。
昨日は、北海道中、大荒れの猛吹雪でしたが、
シェバちゃんの命を繋ぐことが最優先課題でしたので、
当会のスタッフ2名が捕獲機を持って現地に行き、
飼い主さまと捕獲作業を行いました。
しかし、猛吹雪であったことやお腹は空かしていても怯えが強く、
捕獲機の入口の餌は食べるものの
踏板の奥まで行ってくれず捕獲には至りませんでした💦
潜ったプレハブの下から出てくるのも時間がかかることや
怯えが酷く餌を食べるにも時間がかかることから、
捕獲機の使用にあたって安全上の注意をお話しして、
飼い主さまに様子をみていただくことで帰会しましたが、
明け方に保護できたとのこと、本当に嬉しかったです!!
ご心配くださった皆さま、心より感謝申し上げます🙇
※ 外で捕獲機からクレートに移動すると
そこでまた逃がしてしまう恐れもあることから、
捕獲機ごと自宅に入れてくださいとお願いしていました。
5日ぶりの帰宅です。
家に帰って先住犬と鼻を合わせると
お互いしっぽを振って嬉しそうにしていたようです(*^▽^*)
本当に良かったです❣
捕獲の際にも、
飼い主さまが先住犬をシェバちゃんのもとに連れてきたようですが、
その時は不安のあまり近づいてくることはなく逃げてしまったそうです。
きっと住み慣れたお家に帰り、
普段仲良くしている先住犬に会いホッとしたのでしょう。
シェバちゃんは数ヵ月前に
保護団体を経由して譲渡してもらった犬だそうですが
譲渡の際は特に注意点を伝えられることはなく契約書を交わしただけで
アフターフォローもなかったそうです。
シェバちゃんの飼い主さまに限らず、
保護犬を譲り受ける飼い主さまは、
犬を事故に遭わせない対策を考え実行することは当然の責任だと思います。
ですが、譲渡の際にきちんと犬の性格の説明や注意点を伝えることは、
個人からであっても団体からの譲渡であっても譲渡する側の責任だと考えます。
今回、シェバちゃんはお散歩中にトラックに驚きパニックになったところ
首輪とハーフチョークの首輪2本が抜けてしまい逸走してしまいました。
事故に遭わず無事に保護できたことは当たり前ではなく奇跡的な事です。
私達は逸走事故から交通事故で亡くなってしまった犬や、
そのまま行方不明で見つからなかった犬も
たくさん見てきましたし、
その度に悲しみと無力感で心が潰されそうになりました。
せっかく幸せを掴んだ犬たちが悲しい事故に遭ってしまわないために、
譲渡する立場の方も責任を持って譲渡する、
そして譲り受けた飼い主さまも大切な愛犬を逃がしてしまわないように‥
お互いが責任をもって過ごせれば
不幸になってしまう命は減らしていけると思っています。
💡使用している装備品も適正に使えていなければ何の意味もありません。
♦飼い主のみなさま、愛犬に使用している首輪やハーネスに緩みがないか
♦適正なサイズのものかどうか、リードや首輪・ハーネスなどに劣化がないか
♦買い替えは必要ないのか
今一度ご確認をよろしくお願いします❗🙇
今回は無事に捕獲出来てハッピーエンドでしたが、
いつもこうなる保証はなく、
むしろ不幸な結果の方が多いのではないかと思います…
犬も猫も人も平和で幸せに、
大切な時間を共に生きていただきたいと願っています♥🏠
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