2020年12月08日
12/8付北海道新聞くらし面ペット 野良を手術し「地域猫」に
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本日12月8日付北海道新聞朝刊くらし面ペットに
行き場を失った野良猫たちについての記事が掲載されました。
本州では活発に行われている「地域猫活動」は、
不妊手術と同時に耳先にV字カット(さくら耳)を入れて
一見して手術済みが分かるようにし、
地域住民の方が寝床を用意したり、餌を与えて、
トイレも管理する等、地域の合意を得たり、
協力を得られた猫たちです。
本州とは違い厳冬の北海道では苦肉の策で、
春まで生きられる保証はありませんが、
必死で命を繋いでいる猫たちをお世話する保護者や
見守ってくださる住民の方々もいます。
記事に登場する札幌市南区にある温泉街の
定山渓温泉で暮らす猫たちは、
一時は150頭余りいましたが、不妊手術が奏功したのと、
お世話をされていた方々が、新たな飼い主を探してくださったお蔭で、
現在10頭までになったそうです。
定山渓温泉の野良猫たちには、
HOKKAIDOしっぽの会の「飼い主のいない基金」で
不妊手術代の一部を援助させていただきましたが、
本当は家庭猫になって生涯を家族としてかわいがっていただくのが
一番の幸せと思います。
しかし、凶暴性があったり、受け入れ先がなかったり、
様々な事情で室内で暮らすことが叶わない場合も多いです。
せめて一代限りの命として全うさせてあげるのが
優しさなのではないでしょうか。
どうか野良猫を見かけたら必死に生きている彼らに
エールを送っていただけたら幸いです。
※飼い主のいない猫について
https://shippo.or.jp/noranekotoinoti.html
※飼い主のいない猫基金について
https://shippo.or.jp/images/inotitonoraneko/2020/jyoseikinsinnseiyoukou2020.10.05.pdf
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※地域猫とは
野良猫の不妊手術(メスは避妊・オスは去勢)を徹底し、
餌の管理・糞の清掃・地域周辺の美化など地域のルールに基づいて、
適切に飼育管理された猫で、
野良猫の数を今以上増やさないで、一代限りの生を全うさせ、
周辺住民の認知が得られた猫を言います。
本州では地域猫の活動が活発に行われていますが、
冬の厳しい寒さを考えると地域猫の活動には寒さ対策が不可欠です。
2月に入り猫の繁殖期になりましたが、行き場を失う猫を増やしたくありません。
飼い猫の完全室内飼い、不妊手術の徹底、この2点が守られれば、
確実に猫の殺処分や交通事故、行き倒れを減らしていけます。
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