今月14日にスタッフが滝上町の半野犬の餌やり場所を
訪ねてから10日が経過しましたが、
本日24日、成犬のオスとメス、子犬1頭の計3頭を保護しました。
現地にはまだ30頭前後の犬がいます。
不妊手術がされていないので、妊娠しているような犬もいます
当会では、現地からこれまで成犬8頭、子犬13頭を引き取りましたが、
子犬はともかく成犬は、人に慣れていないので、
当会施設の収容場所を長期間塞いでしまうことになり、
今後、保健所から最後通告を受けた犬たちを救うことは
出来なくなってしまいます。
自然の中で生き、首輪も係留もされた経験のない犬たちですから、
新たな環境に適応が難しそうな犬がほとんどです。
この滝上町の犬は、ペットの犬とは全く違います。
通常の飼育方法では、逃がしてしまいますので、
根気よく躾して人との信頼関係を作っていくこと、
散歩にはハーネスとダブルリード装着で安全性を高めることが重要です。
6月から、当会スタッフが通って、
餌やりの飼い主さんと大きな柵を造りましたが、
今日保護した成犬は、譲渡に適しているのか現地で暮らすのが良いか、
暫く経過観察してから判断したいと思います。
ホイホイと名付けました。
何度も出産してきたメス犬です。
不妊手術予定で病院に行きましたが、何と!妊娠中であることが分かりました!
4〜5頭はいるようです。
ホイホイが、出産、子育てで子犬たちの社会化を終えた頃には、
厳しい真冬の真只中となってしまいます。
室内からの環境の激変は体力的にも相当辛いですので、
ホイホイは時間はかなりかかると思いますが、
人慣れの訓練をして良いご縁を待ちたいと思います。
この子はオスでジャムと名付けました。
現地の犬たちは自然淘汰されているので、
この子も若そうです。
不妊手術等を行い現地に戻す予定です。
この子は10日前に保護した推定1か月半のラスク(オス)の兄妹です。
シロップと命名しました。
現地にはもう1頭兄妹が残っています。
早急に捕まえないと社会化が遅れてしまうので、
次回には何とか保護したいです💦
汚れやダニで悲惨な姿をしている犬が多いですが、
スタッフがすぐにシャンプーと駆虫をしました。
混合ワクチンを接種します。
このように、捕獲後は、当会で保護か現地で暮らすのが適切かの判断をして、
最後の1頭が不妊手術を終えるまでがんばっていこうと思います。
詳細については以下の記事をご覧ください。
http://shippo-days.seesaa.net/article/476854174.html
滝上町の半野良犬問題、皆さま、ご支援応援いただけたら幸いです。
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