2020年08月16日

8/14 滝上町の半野犬問題の今後 3頭保護しました!

5月25日(月)にオホーツク総合振興局、滝上町役場と当会で、
滝上町の餌やりされていた半野犬の現場視察に
伺ってから早2か月半が過ぎました。

8月6日(木)には、オホーツク総合振興局、紋別保健所、
滝上町役場、当会、餌を与えていた飼い主さんと
滝上町役場で今後についての会議も行われました。

滝上町役場では、あくまでも一個人の飼い主の問題との意見で、
当会では、ここまで犬が増えて通報も多い中、
社会問題ではとの認識の違いがあり、
対策についての話し合いは平行線に終わりました。

ですが、遺棄防止やドライバーの餌やり禁止の看板等の対策については、
交通安全対策として合意してくださり、
看板を設置していただけることになりました。


まだ現地には40頭余りの犬がいますし、
不妊手術がされていないので、当然増えていきます。

犬社会の中で弱い個体は生き延びることは出来ず、自然淘汰されてきました。

当会では、現地からこれまで成犬6頭、子犬12頭を引き取りましたが、
子犬はともかく成犬は、人に慣れていないので、
当会施設の収容場所を長期間塞いでしまうことになり、
今後、保健所から最後通告を受けた犬たちを救うことは
出来なくなってしまいます。


自然の中で生き、首輪も係留もされた経験のない犬たちですから、
新たな環境に適応が難しそうな犬がほとんどです。

この滝上町の犬は、ペットの犬とは全く違います。
通常の飼育方法では、逃がしてしまいますので、
根気よく躾して人との信頼関係を作っていくこと、
散歩にはハーネスとダブルリード装着で安全性を高めることが重要です。

先日の会議では、当会から提案させていただいた、
「不妊手術、マイクロチップ装着、ワクチン接種、駆虫、
首輪を装着させた犬を柵の中に係留する」ことの合意が得られていますので、
数件ご協力いただける動物病院も確保できましたので、
8月14日(木)から早速開始することとなりました。

当会では、現地からこれまで成犬6頭、子犬12頭を引き取って来ましたが、
山間部に位置する町ですから冬の訪れも早いですので、
一刻も早く進めなければなりません💦

6月から、当会スタッフが通って、
餌やりの飼い主さんと大きな柵を造りましたが、
この日は3頭の犬を保護し、先週保護したマザーを
不妊手術等一式終えて現地の柵に戻しました。





01.jpg

この子は、5月に初めて現地に行った時から
いつも近くに来てくれた人馴れが進みそうな子で、
譲渡に繋いでいきたいと思います。

キャンディと名付けました。

現地から動物病院に向かいましたが、
推定1〜3歳のオスで、体重は17.75sありました。

健康診断やワクチン接種等行いました。
フィラリアはマイナスでしたので一安心です。

不妊手術やマイクロチップ装着は後日になります。

ケージに入っても落ち着いた様子で、かわいい顔をしています。





02.jpg

ラスクと名付けた子犬は推定1か月半のオスです。

汚れやダニで悲惨な姿ですが、現地の子は皆、
大自然の中で生きてますので、
多かれ少なかれこのような姿をしている子が多いです💦


7月に訪問した際に授乳中の犬がいたので、
3頭くらい子犬がいると探していましたが、
その後の訪問でも見つからなかったので、
死んでしまったのかもと思っていました。

生きていて本当に良かったです!

もしまだ生きている子犬がいれば一刻も早く保護したいと思います。

混合ワクチンを接種し駆虫もしました。





03.jpg

ビスコと名付けました。

現地で倒れていたため連れて帰ってきました。

体中ダニに食われて、
ダニ麻痺と思われ手足が動かなくなってしまっていましたが、
以前から足を引く仕草が確認されていました。

全身にダニが30〜40匹はいて、駆虫し、
目視で取れるダニを取ったところ、
少しずつ手足が動くようになって来ました!

推定1〜3歳のオスで、体重15.2sありました。

点滴などするため入院しましたが、
容態が少し良くなったとのことで昨日15日に退院しました。

現地ではダニに噛まれて倒れる子がよくいると聞きましたので、
他の犬たちにも駆虫薬をつけてあげたいです。

この子は回復を待って元気になれば、
これまで通り現地で暮らすのが良いかこのまま保護するかを
慎重に判断したいと思います。


また先日捕獲したマザーは、
不妊手術やマイクロチップ、首輪装着等一式終えましたので、
この日、連れて行き、柵の中に戻しました。

このような形で、最後の1頭になるまで、
ローテーションを繰り返して行く予定です。


現地は、高速道路を使っても往復7時間かかりますし、
困難なことだらけの現場です。

20数年以上、何も対策をされて来なかったわけですから、
正直きつい案件です。

コロナ禍の中、医療費も相当額になるため、対策も考えなくてはなりません。


滝上町の半野良犬問題、皆さま、ご支援応援いただけたら幸いです。


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タグ:滝上町
posted by しっぽの会 at 08:20 | 北海道立、市立保健所 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする