2019年05月30日

【緊急!!拡散希望!!!】改正動愛法8週齢規制 天然記念物除外問題について【署名のお願い】

今国会中に成立を目指す、改正動物愛護法について
10年以上の時を経て、ようやく8週齢規制が実現する見込みでした。
浅田美代子さんや杉本彩さんなど、著名な方々のご尽力
関係者の皆さまの長い長い議論や大規模な調査、調整の末の結果と喜びました。
これで、ペット生産販売の影で犠牲になる多くの子達を救える大きな前進だと思いました。

しかし国会の日程的にスケジュールギリギリになってきた最近になって
日本犬保存会、秋田犬保存会から天然記念物である日本犬6犬種
(柴犬、紀州犬、四国犬、甲斐犬、北海道犬、秋田犬)について、
8週齢規制の対象外とするよう、突然申し入れがあったそうです。
(もっと早い週齢で販売したいということです。)


純血種の中では問題行動のある日本犬が
圧倒的に殺処分されるケースが多いにもかかわらず、です。

当会では、柴犬や秋田、北海道犬など、神経質で攻撃性も高い多くの犬たちを引取り
飼育し、時にはプロの指導も仰ぎ譲渡または終生飼養をしてまいりました。
その経験の中でも日本犬6犬種こそ、慎重な繁殖、育種、飼育販売が必要であり
日本犬6犬種こそ、3ヵ月齢以降の販売でも良いぐらいと考えております。
その結果、現代の飼育方法にそぐわないのであれば
そのような気質を持つ犬の繁殖は控えるべきであり
8週齢規制から外すなどという暴挙は、根拠も無く、到底認めることはできません。

公益社団法人「日本犬保存会」(会長=岸信夫衆院議員)と
同「秋田犬保存会」(会長=遠藤敬衆院議員)が
秋田犬や柴犬などの日本犬は規制の対象外とするよう
このタイミングで求めてくるという卑怯なやり方に多くの方が憤りを感じています。
TOKYO ZEROキャンペーンから緊急署名も立ち上がりました!

《↓クリックで署名ページへ飛びます↓》
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5年に1度の動愛法改正・・・動物たちにとって
より良い改正になればと願っていましたが
8週齢規制は、また、骨抜きとなったまま提出の見込みです。


今できることは多くはありませんが
是非、署名にご協力ください。


最新情報は、朝日新聞Shippo記事でご参照ください。




日本犬6種を8週齢規制から除外 動物愛護団体から反対相次ぐ


今国会中に提出が予定されている動物愛護法の改正案で、日本犬6種が8週齢規制の適用対象から除外されることになり、動物愛護団体から反発が強まっている。反対のネット署名には多くの声が集まっている。

 8週齢規制は、成長後の問題行動を予防し、免疫力を高めてから出荷することで感染症にかかるリスクを減らすために、生後56日以下の子犬・子猫の販売を禁じるもの。欧米先進国の多くで導入されている。日本でも超党派の「犬猫の殺処分ゼロをめざす動物愛護議員連盟」(会長=尾辻秀久参院議員)が導入を目指して、動物愛護法の改正案を取りまとめていた。これに対して、公益社団法人「日本犬保存会」(会長=岸信夫衆院議員)と同「秋田犬保存会」(会長=遠藤敬衆院議員)が、秋田犬や柴犬などの日本犬は規制の対象外とするよう求め、超党派議連がこれを受け入れた。

 8週齢規制の対象から外れるのは、柴犬、紀州犬、四国犬、甲斐犬、北海道犬、秋田犬の6種。「天然記念物の保存のため」、これら6犬種の繁殖業者が一般の飼い主に直接販売する際には8週齢規制の適用対象外とすることなどを、動物愛護法の付則に書き込む方向で調整が進んでいる。

 これに対して動物愛護団体が反発している。俳優の杉本彩さんが理事長を務める公益財団法人「動物環境・福祉協会Eva」は27日、秋田犬保存会会長の遠藤議員が所属する日本維新の会に、日本犬6種を8週齢規制の適用対象外とする付則について、取り消すよう求める要望書を提出。動物愛護団体「TOKYO ZEROキャンペーン」(藤野真紀子代表理事)も27日午後から、日本犬の適用除外に反対するネット署名をChange.org上で始めた。これには「異例の速さ」(Change.org広報)で署名が集まり、開始から48時間で2万筆以上が寄せられているという。


 超党派議連のアドバイザーとして法改正の議論に関わってきた俳優の浅田美代子さんも「今まで何度も会議をして来ましたが、そんな議論は一回もありませんでした。天然記念物なら、それこそ守るために8週齢規制は必要なのでは?」「理不尽すぎます。こんなことがまかり通っていいのでしょうか」などとSNSを通じて発信している。

 動物愛護法の改正案は現在、各党内で手続きが進んでおり、6月上旬までに議員立法で成立する見込み。




秋田犬保存会 遠藤たかし衆議院議員(日本維新の会・大阪18区)
日本犬保存会 岸信夫衆議院議員(自民党・山口2区)からの申し入れです。

8週に満たないうちから母兄弟、繁殖者から引き離す、ということは
その犬の健康状態も、性質も良く分からないまま
消費者に売ってしまうということです。
小さくて見た目の可愛さだけに惑わされた結果
多くの日本犬たちが成長後、飼育放棄されているのが現実です。
保健所にいる天然記念物である日本犬を、保存会や会員の繁殖者が助けてくれているのか?
というと、全く関与されていません。


この問題についてたくさんの方に関心を持っていただき
ペットの繁殖販売や、どこから迎えるかについて、改めて考えていただけたらと思います。


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posted by しっぽの会 at 11:41 | 報道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする