2019年05月22日
5/22倶知安保健所から土佐犬を引き取りました!
本日5月22日(水)、倶知安保健所から、オスの土佐犬を引取りしました!
この子は、4月30日に留寿都村で保護されましたが、
後志総合振興局では、闘犬に使われたり、
人や他の動物に危害を加える可能性の高い犬種のため、
警察や地元自治体等で飼い主を探しましたが、
飼い主の迎えはなく、遺棄されたのではないでしょうか。
ウィルと命名しました。
身体にいくつか傷跡があり、保護時はかなり痩せていたそうで、
人に対する攻撃性はみられないとのことですが、
基本的なしつけ(座れ、待てなど)はされていなかったとのこと。
家庭で飼育されていたようではなさそうです。
通常の世話の中で、大人が身体を触ることはできるそうですが、
興奮時や子供や他の動物と接触した場合の反応は
見ていないので不明とのことでした。
土佐犬は、札幌市では特定犬にも指定されている犬種です。
適正に飼養でき、環境も整えて愛育できる方は本当に限られていると思います。
ご譲渡に際しては、犬種の特性や気質等を十分にご理解していただけるよう、
何度もご面会を重ねていただく必要があります。
また番犬や闘犬が目的の方へのご譲渡は出来ません。
上記のように、特に適正に飼育と管理をしなければいけない特定犬たちは、
誰かに危害を加えれば、命の危険さえ伴いますし、
犬なら一咬みで死に至らしめることが出来る犬種です。
繁殖業者の方は、社会に犬を送り出すことの社会的、道義的責任を感じて欲しいです。
※当会で十分に経過を観察してから、飼い主さん募集とさせていただきます。
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