3月1日14時52分、ポコが虹の橋へと旅立ちました・・・。
最期はすぅーと息を引取り、苦しむ様子はなく静かに召されていきました・・・。
ポコは昨年7月27日、札幌市動物管理センターに迷子収容されたメスの高齢猫で、
お腹には自壊した大きな乳腺腫瘍がありました。
命の危険があるため、すぐに動物病院に直行しました。
腫瘍の切除は、高齢なうえに衰弱しているポコが耐えられる範囲に止め、
複数あった腫瘍のうち、自壊していた腫瘍は取り除くことが出来ましたが、
既に肺にも転移が認められ、余命は数か月との診断でした・・・。
ポコは、ドライフードは全く食べることが出来ないのと、
体重も1.7キロぐらいしかなかったので、
ad缶やチュール、パウチ等を栄養のつくものを食べていました。
また後足の靭帯は伸び切っていたので、
歩くこともままならず、オムツを当てていました。
2月に入ってから、食餌を取りづらそうになってきたので、
さらに流動食のように柔らかくして、日に何度も食べるようにしていました。
食べようとしても上手く飲み込めず、
それでも一生懸命に食べようとする意欲はありました。
亡くなった当日の朝は、数口だけ食べて、水も少しだけ飲みましたが、
後は口を開けなくなってしまいました。
午後になって、珍しく小さな声で何度か鳴いたので、
嫌な予感がしてポコちゃんと声をかけ、側を離れないようにしていました。
今思うときっと最期の挨拶をしてくれたのでは・・・と思います。
もっと一緒にいたかったですが、
肺に腫瘍があったので呼吸困難になったり、お腹に複数ある腫瘍も大きくなっていたので、
この先自壊する恐れがありました。
麻酔をかけて手術に耐える体力も残っていないポコでしたから、
これから起こりうる苦しみを想像すると
ポコが可哀想でならなかったのですが、
神さまはその前にポコを天国にお迎えくださったのだろうと思います。
真っ白な羽が生えた天使のようなポコちゃん・・・
亡くなった顔も成仏しきったような慈悲に満ち溢れていました。
本当にかわいらしい子でした。
ポコちゃんに出会えて本当に幸せでした・・・。
これまでポコにad缶やパウチ等をお送りくださったり
ポコをご支援くださっていた皆さまに心より感謝申し上げます。
皆さまとご一緒にポコちゃんの冥福を祈りたいと思います。
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