
本日12月26日(水)、釧路保健所から柴犬1頭と標茶支所から子犬5頭を引き取りました。

柴犬は、11月27日に飼い主に放棄された11歳のメスです。
元気ハツラツですが、臆病でさみしがり屋だそうで、
機嫌が悪いと唸って歯を剥きますが攻撃性は無いとのことでした。
引取りの際も暴れる様子がありましたので、
首輪の交換はしませんでした。
機嫌がいいと撫でさせてくれるようで、
昔ながらの和犬の特徴がある子のようです。
乳房に柔らかく大きな腫瘤が1か所あり、切除手術が必要になりそうです。

12月14日、標茶支所に収容された推定2〜3か月の子犬(オス2・メス3)は、
標茶町字コッタロで8頭で捕獲されました。
親が複数頭いるようで、畑の廃車や廃材の下に穴を掘り育てられていたようです。
捕獲時はウンチまみれでドロドロでしたが、
保健所で洗ってくださり、ふわふわになりました。
収容時は怖がっていましたが、今はしっぽを振る子もいて、
人を見たら寄って来るようになりました。





道東方面は、野良犬が多く、
元はと言えば無責任な飼育をしていた人間に原因があります。
母犬は少なくとも3頭はいるとの情報もあります。
しっぽの会では、全部の子犬を引取りすることは出来なくても、
繰り返される繁殖で行き場を失う命を減らすために、
出来るだけ引取りして、避妊・去勢手術を施してマイクロチップも挿入し
確実に数を減らす努力をしています。
野犬問題が解決するには、飼い主の適正飼育と行政、愛護団体等の
関係者の継続的な努力が必要です。
社会から不幸な犬猫が1頭でもいなくなりますように・・・。
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