駿が来てから半年近くになりました。いつにない冷夏で過ごしやすかった一方、台風や震災と、とても落ち着かない時節でもありました。
駿はといえば、ぐーたらな夏を過ごし、乱暴な同居犬にひやひやしながら、おいしいもの欲しさにわがままを貫いて、ドライブの楽しさを覚え、子猫と出会い、けれどゆっくりと体力も落ちてゆき、地震の前日に倒れ、それ以降は年相応の老犬をしながらくらしています。












今は通院、内服と自宅での点滴を続けていて、点滴は3、4日に1回、水分がなんだかうまく取れていないな、という日に実施しています。自宅での点滴もとうとう慣れてしまいました。








はじめのうちは点滴中に怖くて逃げ出したり、ガチガチ歯を鳴らしたり、思い切りブルブルをして針をふっとばしたりしていましたが、今では自分の膝枕(拘束)と頭なでなでで我慢できるようになりました。













食欲も相変わらずですが、例えばやきとり(肉だけのぼんじり串とかレバー串など)は喜んで食べきります。なので好物は飽きが来ないよう週2回くらいにとどめ、朝はペーストフードを強制捕食、それ以外は駿も食べられそうな薄味の魚や何や、あるいは湯銭した鶏肉をメインにごはんとして与えています。フード系は、自分から食べることはもうほとんどありません。















しかしながら不思議なことに、やきとりは駿の身体と相性いいようで、なぜか続いていた下痢が治まり、おなか一杯にもなるので元気も戻ります。本当は毎日食べられれば駿も嬉しいのかもしれませんが、財布的にもそれは無理です。飽きられても困るので、とっておき、という扱いで。羨望の眼差しのサルサを尻目に、贅沢なオヤジ犬です。








最近はトイレも度々失敗します。我慢はできますが、どうしても耐え切れず人のない間にしてしまうようです。下痢の時は特に。その後にくるくる回ってふんずけて、あるいは滑って横たわり、僕らの帰りを待っています。罰の悪そうな顔をして見せるので、もうむしろ、快くきれいにしてあげています。






もともと物事を観察する頭のいい犬で、それが関係あるのかわかりませんが、認知症症状は今のところ見られていません。
ただ足腰は弱っていてふらつき、倒れてから斜頸もわずかに残り、まっすぐにはもう歩けません。散歩中にいきなりハイテンションになって走る、それが駿でしたが、8月の緑とせせらぐ河川敷を駆けたのを最後に、もう走る姿も見られていません。




散歩に連れ出す時や疲れて動けなくなった時には、だっこで移動しています。そんなことにも慣れてしまいました。
少しずつ衰えていく駿を世話しながら、退屈だろう日々がせめて穏やかな一日であるように、そしてたまのドライブの帰りにおいしいやきとりが食べられる、そんな楽しみがあるように、これからも日々を共に過ごしていきたいと思っています。
また後日、ガイアの帰りかボラの日に、しっぽへ連れていきたいと思います。
駿もしっぽに行くと心なしか楽しそうな顔をするので、たぶんみなさんに会えることも嬉しいことの一つなんだと思います。
ちなみに、サルサは駿にならって我がままを覚え始めたので、しつけ中です。
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お散歩にドライブ、美味しい焼き鳥
良いお写真もたくさんいただき
飼い主さまと同等かそれ以上の愛情を注いでいただき
駿ちゃんに幸せな余生をありがとうございます。
駿ちゃん、頑張って長生きして今の幸せを目一杯満喫して欲しいです。
サルサちゃんも色々と我慢してお利口さんですね( *´艸`)
いつも犬たちへのご尽力、本当にありがとうございます。
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