2018年05月20日
応援ありがとうございました・・・ルースが虹の橋へと旅立ちました
ご心配、応援してくださっていた皆さまに残念なご報告をしなくてはなりません。
5月19日、20時10分、ルースが虹の橋へと旅立ちました・・・。
ルースは、5月9日、深川保健所に飼い主の事情で放棄された
17歳のメスのゴールデンレトリバーで、
収容当初は介助すると起立出来、排泄もしていたそうですが、
先週末に体調を崩し始め、起立困難になり、排泄も垂れ流しになってしまいました。
また1日1缶の缶詰を2回に分けて何とか食べていましたが、
食事も一切受け付けなくなってしまいました。
週明けに深川保健所にご連絡させていただき、
週末からルースがかなり弱っているとのことでしたので、
5月15日に当会で引取り、早速かかりつけの動物病院を受診しました。
血液検査では、腎臓の検査結果がどれも悪く、
脱水状態と重度の腎不全で尿毒症になっていました。
また中枢神経疾患もあり意識障害もありました。
エコー検査では、肝臓と脾臓に腫瘍のようなものが見え、
お腹には卵大の乳腺腫瘍もありました。
年齢から言っても健康体であることはないでしょうが、
このような状況でも生きてこられたのは、
ルースの生命力の強さだったようです。
2日間の入院で24時間の静脈点滴を行った結果、
17日には腎臓の数値は少し良くなりました。
しかし末期の腎不全であることや、多臓器がダメージを受けていたので、
回復するのは難しく奇跡とのことでした。
自宅に連れて帰りましたが、最期を何日看取れるかという状況で、
朝晩の点滴を行って傍で見守ることしか出来ませんでした。
19日の夕方からは、痙攣を起こすようになり、夜、20時10分、
茶色い液を吐き出し、ルースと何度も声をかけましたが、
再び目を開いてくれることはありませんでした。
最期は苦しむことなく静かな旅立ちでした・・・。
1日でも長くルースに安らかな日々が続いてくれますようにと
願っていましたが、叶わぬ夢となってしまいました。
多くの皆さまにルースのご心配をいただき、お問合せもいただきました。
温かなお気持ち本当に嬉しかったです。
ありがとうございました!
皆さまとご一緒にルースの冥福をお祈りしたいと思います・・・。