2018年05月15日

5/15 深川保健所から17歳のゴーレデンRを引き取りました!

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本日5月15日深川保健所から、17歳のメスのゴールデンレトリバーを引取りしました!

名前をルースと名付けました。

ルースは飼い主の事情で9日に放棄され、
収容当初は介助すると起立出来て排泄もしていたそうですが、
土、日の週末に一気に衰弱して、起立困難になり、排泄も垂れ流しになってしまいました。

またここ数日は食欲もなくなり、十分に食べることも出来ていませんでした。






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早速かかりつけの動物病院を受診しましたが、
危篤一歩手前の容態でしたので、そのまま入院することになりました。

血液検査では、腎臓の検査結果がどれも悪く、
脱水状態と重度の腎不全で尿毒症になっていました。

また中枢神経疾患もあり意識障害もありました。

エコー検査では、肝臓と脾臓に腫瘍のようなものが見え、
お腹には卵大の乳腺腫瘍もありました。

年齢から言っても健康体であることはないでしょうが、
このような状況でも生きてこられたのは、
ルースの生命力の強さだったようです。

3日程、食事も水も十分に飲めていないので、
静脈点滴で脱水症状を緩和し、腎不全の改善を行うことになりました。

今日が助かるかどうかのボーダーラインのようでしたので
引取りして本当に良かったです。


多くの皆さまにルースのご心配をいただき、本当にありがとうございました!

ゴーレデンレトリバーの17歳とはかなりの長寿ですが、
ルースがもう一度頭を上げて笑えるよう、
美味しいものを食べてしっぽを振って喜べるよう、
新緑の風に金色の毛をなびかせて目を細め微笑んでくれるよう、
1日1日の単位にはなると思いますが尽力してまいります。

どうかルースを応援してください!

posted by しっぽの会 at 21:35 | 北海道立、市立保健所 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする