
2015年3月に、石狩保健所から保護したメスの成犬3頭と子犬2頭
そのうちの1頭が弥生です。
子犬2頭は幸せに卒業しましたが
人馴れできないまま成長してしまった
弥生を含む3頭は、3年経った今も当会で暮らしています。
保護当時は人前ではご飯を食べることも歩くこともままならず
ひたすら捕獲された恐怖におびえる毎日でした。
その怯え方は、野生動物のそれと同じです。
首輪もお散歩もできませんでしたが、本来は若く活発なイヌですから
犬舎でバリケンに入れ、そのままスタッフが運動場に運びドアを開け
運動させて再びバリケンに入れて犬舎に戻る生活をしていた時もありました💦
現在は、様々なトレーニングの成果も現れてきて
ハーネスと首輪にダブルリードでお散歩もこなします

スタッフのミーティング中に、バリケンの中でウトウトしたり
少し余裕も見えてきましたよ(*^_^*)
この日、初めてバリの中で伏せったとスタッフが喜んでいました(笑)

慣れたスタッフや慣れた環境だと表情も柔らかいです。
(お写真手前はスタッフの愛犬です



当会には弥生と同じ経緯で保護した犬たちが10数頭いますが
なんとかこの子たち、人馴れしていない子たちにも
人と生きる幸せを感じて欲しいと専門家の意見も聞きながらスタッフ皆で奮闘しています。
現在は、経過観察中で飼い主さまの募集はしていませんが
いつか、募集できるようにこれからもコツコツ頑張ります。
弥生 詳しいプロフィール ↓
http://shippo-dog.seesaa.net/article/416612969.html
人馴れできずに成長してしまうことが
犬にとってどれほどの負担となるか、たくさんの方にご理解いただき
このような犬を増やさないよう、不妊手術や係留の徹底などを周知してまいります。
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