本日1月31日(水)中標津保健所から子犬1頭、
別海町役場から子犬4頭を引き取りしました!

中標津保健所からは、
中標津町の牧場内で2頭一緒に保護されたオスの子犬を引き取りました。

放浪犬か放し飼いの犬が産んだ可能性が高いそうで、
メスの子犬は先に貰われて行きました。

知らない人には警戒心もありますが、職員さんには懐いていて、
愛情をかけてくださっていたのが伝わってきました。
中標津保健所では、今後、当地で遺棄や放棄につながらないようにと、
預かった犬猫たちについては避妊去勢等をしていただけるよう
適正な譲渡につながるご努力されておられますが、
地域では未だに放し飼いがなくならず、
外飼いの犬たちの避妊去勢も充分では無いため、
予定外の繁殖やそれが原因と思われる子犬子猫たちの遺棄、
遺棄同然の飼い犬の放棄が後を絶たないそうです。
捕獲をされるのは役場ですが、
犬猫の適正な飼養が、地域の飼い主さんには浸透しておらず、堂々巡りの現状です。

別海町役場からは、
大きめの姉妹の子犬2頭と黒い姉妹の子犬2頭の計4頭を引取りしました!

中標津町や別海町は、同じ北海道でも寒さが厳しい地域ですが、
今朝の最低気温もマイナス20℃だったようです。

そんな厳しい環境の中、子犬たちは逞しく生きていました!
ボランティアさんからいただいたサークルに、
職員さんが限られた資源の中で工夫を凝らし対応されていました。

黒い子犬は、野犬の子と思われ、4頭兄妹で保護されました。
そのうちの2頭は先に貰われて行きました。
このメスの子犬は、4頭の中で一番小さな子だったそうです。

この子もメスで、毛並がモコモコです。
目を離すといつも何かくわえているそうで、好奇心が旺盛な子のようです。

このメスの子犬は、下記の子と上風連地区で保護されました。

農家の方から連絡が入り保護されましたが、
姉妹とも人に慣れていましたから、飼い犬が遺棄されたのだと思います。
道東や道北方面は、こうした飼育放棄や遺棄が後を絶ちません。
産まれてくる命に責任を持てないのであれば、なぜ不妊手術をしないのでしょうか。
こうした負の連鎖を断ち切るべく、
しっぽの会は解決策を講じていきたいと考えています。
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愛護動物を虐待したり捨てる(遺棄する)ことは犯罪です。
違反すると、懲役や罰金に処せられます。
愛護動物をみだりに殺したり傷つけた者→2年以下の懲役または200万円以下の罰金
愛護動物に対し、みだりにえさや水を与えずに衰弱させるなど虐待を行った者→
100万円以下の罰金愛護動物を遺棄した者→100万円以下の罰金
環境省
http://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/1_law/aigo.html
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動物の遺棄や虐待を発見した際は迷わず警察に通報してください。
当会では、啓発用のリーフレットも作成していますので、
ご活用いただける方は当会までご連絡ください。
Eメール:info@shippo.or.jp
当会は、麻酔等による健康上の問題がない限り、
子犬にも不妊手術を施して、マイクロチップの挿入等、
終えてからのご譲渡となっています。
譲渡にあたって
http://shippo.or.jp/02/boshu.html
飼い主さん募集の情報アップまで暫しお待ちください。
スタッフは当会に向け、運転中です。
これからも犬猫を巡る問題解決に向け、真摯に努力してまいります。
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