
柚葉(ゆずは)が17日に亡くなりました。
柚葉は、昨年5月に豊浦町海岸町で迷子犬として保護されました。
黒い首輪を付けていましたが、飼い主の迎えも新たな出会いも無く
室蘭保健所では収容期間1か月で殺処分対象となりましたので、当会で引き取りしました。
つぶらな瞳の、小さめのミックス犬のおばあちゃんでした。
触られるのを嫌がり、手を上に上げると叩かれると思うような仕草をしました。
外には行きたかったようで、お散歩はいいけど
外のお部屋では鳴いてることが多く自己アピールが上手でした。
個性的にトコトコ歩き、ご愛嬌な仕草で皆を笑わせてくれました。
その笑顔はとても可愛かったです。
腎臓の数値が悪かったのですが、当会ではお正月まで年齢なりに元気に過ごしていました。
1月8日、耳血腫の手術のために入院治療をして退院後
12日に急に立てなくなりましたが少し回復し
血液検査のための採血予定だった17日に急に体調が悪化
呼吸も苦しそうだったため病院へ向かいましたが
着いて間もなく亡くなりました。
亡くなった直後にレントゲンを撮ったところ
気管が一部とても狭くなっていて
気管に穴が開いて皮膚に空気が漏れていたそうです。
亡くなっていた後なので亡くなる前から穴が開いていたのか
穴が開いたせいで亡くなったのかはわからないそうでした。
右の肺も少し白くなっていて炎症があったのかもしれませんとの事でした。
急に立てなくなって突然のお別れだったのがとても残念で悲しいです。
柚葉の犬生で、一時でも幸せな時があったのでしょうか。
10キロに満たないこんな小さな犬が叩かれていたとしたら
胸がつぶされそうな思いです。
今度は絶対に、大切にしてくれる人の所に生まれておいでね。
皆さまとご一緒に柚葉の冥福をお祈りしたいと思います。
今までご支援応援いただきましてありがとうございました。