2017年05月23日

5月19日、網走保健所より犬1頭を引き取りました!

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5月19日、網走保健所から11歳のオスのミックス犬を引き取りました!

遊助と命名しました。

遊助は4月中旬に飼い主に紋別保健所に放棄されましたが、
物への執着心が強く、特にオモチャなどに夢中になってる時に
人が手を出すとかなり怒って噛むとの事で、
経過観察をしてから飼い主募集になりました。

普段はとてもフレンドリーで人が大好きなおじいちゃんワンコのようで、
スタッフが保健所に迎えに行った時も機嫌良く出迎えてくれました!

首輪を付け替える時やバリケンに乗せる時も怒らずにさせてくれたので、
普段はとても良い子なのだと思います(^_^)

ただバリケンの中にいることが嫌なようで
帰りの道中は時々甲高い声でクーンクーンと鳴いていましたが、
車を走らせている間はほとんど大人しくしてくれていました。




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この日の網走は朝から暑い1日で最高気温が30℃にもなりました(^^;)




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一路しっぽの会に向け車を走らせました。

帰りにかかりつけの病院を受診、
念のため口輪をして健康診断や混合ワクチンの接種を済ませました。

前立腺の腫れ具合を確かめるために
お尻の穴に指を入れた時は嫌がり唸りましたが
それ以外は大人しくお利口にしていました。

和犬気質な面がありますが、基本的には人が好きで撫でられることも大好きで、
人が近くにいると嬉しいのか安心するのか大人しく身体をくっつけてきました。

保健所収容から1か月を迎えるところだった遊助・・・。

狂犬病予防法施行規則第11条では、
「犬を所有するに至った日から30日以内に狂犬病の予防注射を受けさせなければならない。」
とあり、保健所も管理者として同様のため、
接種しなければ法律違反となるため殺処分予定でした。

緊急レスキューとなりましたが、運良く命を繋ぐことが出来た遊助は本当に幸運です!

これからもこのようなケースが多くなってくると予想されますが、
当会の収容スペースにも限りがありますし、
搬送や資金、マンパワーの面でも課題があり、
今後どうしていったらいいか・・・問題は山積しています。

2013年に改正された動物愛護法では、
自治体は殺処分がなくなることを目指して、引き取った犬猫をできるだけ返還したり、
譲渡するよう努めることが明文化されました。
そして人や環境に慣れない犬でも、長期収容することで馴化する訳ですから、
狂犬病予防注射を接種し長期収容をしていただきたくお願い申し上げます。

遊助、今度こそ最期まで大切にしてくれる本当の家族を探そうね!!

皆さま、遊助に会いにいらしてください☆


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タグ: 里親 保健所
posted by しっぽの会 at 00:00 | 北海道立、市立保健所 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする