2016年06月24日

円山動物園 飼育員の採用等管理体制強化へ



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本日6月24日北海道新聞朝刊札幌圏に、札幌円山動物園記事が掲載されていました。
昨日は市民動物園会議があり、当会も傍聴してきたのですが
奇しくもその前日22日、メスライオンのティモンが亡くなったとのことでした。

年度が代わり、環境局長、園長、飼育展示係長も代わられていました。

昨年7月25日、メスのマレーグマ「ウッチー」のネグレクト型虐待事件を発端に
飼育動物の死が相次いだことから、市民や有識者で構成された市民動物園会議が
札幌市へ提出した提言内容の進捗状況の中の「人材確保・育成のあり方」について
現在の円山動物園基本計画の進捗状況について
これから策定される第2次基本計画に向けて の3つの議題が主なものでした。

「人材確保・育成のあり方」については、来春若干名の飼育員の採用を目指し
今年度中の採用試験を実施することが決まっているそうです。
今までのような現業職ではなく、一般職として高卒以上の要件を設定
専門的知識や技術を有する人材を確保していくとの事で、提言がきちんと反映される形になるようです。

その後、現在の基本計画について
計画、実行、評価、改善 のサイクルが機能していないとのご指摘があり
2次計画策定の際には目標の設定からの議論が必要であること
他園館調査項目について事前に議論が必要なのでは、などご意見がありました。

現在の基本計画に年間来場者数100万人の目標値が設定されており
これも多くの問題を生み出している要因のひとつなのだと思いますが
委員の先生からは来園者数は指標であって理念ではないとのご意見がありました。
小菅参与からも、円山動物園としての立ち位置、目指すものを明確にしていくこと
円山原生林と言う素晴らしい環境の中で、今まさに生物多様性の維持を
地元の自然からも発信していくこと
10年後を見据えていくためには
多くに賛同いただける理念が必要だとのご意見がありました。

有識者の先生方からは市民の思いを多く代弁していただいています。
2次計画の策定は、今後の円山動物園の存在意義をどう示していくかについても
非常に重要なものとなってきます。

毎年1億円以上の赤字運営、20億以上をかけたゾウの導入が控えています。
人員も増やし今以上にお金はかかるけれども
休園日が増え営業時間も短縮していますから収入は減るでしょう。
円山動物園の未来が少しでも明るいものになりますよう
今後も第三者の厳しい目で見守って行きたいと思います。


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posted by しっぽの会 at 10:54 | 報道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする