推定16歳のシーズーのオスのタルトは、
一昨年2月、岩見沢保健所に迷子で収容されていました。
厳寒の冬に丸刈りの身体で彷徨っていたとのこと・・・
飼い主に遺棄されたのではと思われました。
当会で引き取りした当時は、寂しげで人と目を合わせようとはせず、
殻に閉じこもっているようでした。
その1年後の昨年3月、体調を崩すことが多かったタルトを預かりスタッフが
自宅でお世話をしていましたが、3月10日、老衰で天国へと召されました・・・。
以下、預かりスタッフからのご報告です。
3月10日の夜にタルトが亡くなりました。
ついこの前までごはんもたくさん食べて元気だったんですが、
散歩に出してもあまり歩かなくなり、目薬をしてもドライアイが悪化したり、
着々と老化が進んできてるようでした。
亡くなる1ヶ月くらい前からごはんを食べなくなり、
毎日点滴をしたり、流動食を飲ませたりしていました。
吐いたり下痢をしたりなどの具合が悪そうな症状はなかったのですが、
念のため病院で血液検査をしました。
結果は特に悪い所はないと言われたので、やっぱり老衰なのかなと思いました。
亡くなる日は朝からずっと呼吸が苦しそうでかわいそうでしたが、
夕方には自然と落ち着いてきて夜遅くに静かに亡くなりました。
今はタルトがいなくなった部屋を見るととてもさみしいです。
預かりスタッフの元で静かに犬生を終えたタルト・・・
人の温かさを感じて余生を過ごすことが出来たことは、幸せな最期だったと思います。
皆さまとご一緒にタルトの冥福をお祈りしたいと思います。
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