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2月24日付北海道新聞朝刊社会面に円山動物園の休園日が増加する記事が掲載されていました。
昨年7月に起きた、メスのマレーグマのネグレクト型虐待事件を発端に
飼育動物の死が相次いだことから、市民や有識者で構成された市民動物園会議が
札幌市へ提出した提言書の内容を受けたものです。
現行との比較が円山動物園のHPに掲載されています。
http://www.city.sapporo.jp/zoo/kaienjikankyuenbihenkou.html
当会も事件から開催された一連の市民会議を傍聴してきましたが
動物園の動物の健康と安全が必ずしも保障されているわけではないことに愕然としましたし
あまりのずさんな体制に、市民として今後も見守っていく必要があると感じました。
休園日の増加、開園時間の短縮については、職員の休みが増えるという事ではなく
より丁寧に個体の観察や環境の状況確認に努め
来園者に良い状態で動物を観覧してもらうと言う趣旨と思います。
記事にあるような、動物の負担軽減という事は会議の中で否定されていたと思います。
今後は職員の採用基準や組織内部の役割等も見直されて行くと思いますが
市民もマレーグマウッチーの死が無駄にならぬよう、
動物園の存在意義も考慮しながら今後も監視し続けることが必要です。
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タグ:円山動物園