
本日1月22日付、北海道新聞朝刊札幌圏記事に、
札幌市動物管理センター収容の、犬の「殺処分ゼロ」が2年を超えた記事が掲載されていました!
環境省は平成26年度の全国の自治体の犬猫の収容数や譲渡数、殺処分数等の
犬猫の取扱い数を公表、殺処分数は犬猫合わせて128,135頭から
101,338頭(犬21,593頭・猫79,745頭)と26,797頭減少しました。
札幌市は、前年度と比較すると、犬の譲渡数は184頭、返還数109頭、
殺処分は初のゼロとなり返還譲渡率が97.3%と非常に高い生存率をあげています。
これは、札幌市が200万都市であることを考えると
行政職員、市民道民の皆さまの努力が奏功していたり
適正飼養の意識が高いと言えるのではないでしょうか。
そして、今年1月で犬の殺処分ゼロは丸2年を超え、記録を更新しています。
猫は前年度と比較すると、譲渡数は559頭と約43%が、市民の方や愛護団体やボランティア、
に引き取られ、平成25年度よりは少なくなっていますが、
大型の多頭飼育放棄がなかったことと、愛護団体が直接関与して解決した事例もありました。
犬の殺処分ゼロの快挙が続く中、猫の殺処分はゼロとはいきませんが、
多くの市民や保護団体やボランティアの協力もあって、
成猫は昨年8月、9月に3頭、子猫は4月、5月の45頭、今期は現在48頭の殺処分数となっています。
前年度の殺処分数が534頭でしたから、大幅減となっています。
今年3月の年度終わりまでに、最悪な多頭飼育の崩壊さえなければ、
このままの数字を保守できるのではないでしょうか。
ただ、戸外で死亡しセンターで火葬される猫も毎年1,500頭前後いて殺処分数より多いのが現状です。
そして、忘れてならないのは、行政殺処分ではなく人知れず命を落としている犬猫たちです。
悪質な繁殖業者、ペットショップなどの生体小売業者による多頭遺棄事件が問題となっています。
業者の元で産まれ、行政機関を通過せず死んでいくペットたちの
悲惨で不幸な生体小売業の販売システムは無くしていくべきと考えます。
「殺処分される犬猫」は「不幸な犬猫」の一部に過ぎず、
「殺処分ゼロ」はもちろんですが、目指すところは「不幸な犬猫ゼロ」ではないでしょうか。

昨年5月、札幌市は、「札幌市動物愛護管理基本構想」を公表、
今後の札幌市の動物愛護管理行政における基本的な考え方や取り組みの方向性を示されました。
それに伴って、今春には、「(仮)札幌市動物愛護及び管理に関する条例」の公布が予定され、
今秋の施行を目指されています。
そうした意味においても、札幌市が動物愛護行政のパイオニアとなり、
全国の動物愛護と福祉を牽引できれば日本全体も大きく変ります。
そのためにも、札幌市動物愛護センター建設は必須です。
2月2日、13時より札幌市議会厚生委員会で審議され、
いよいよ札幌市動物愛護センター建設の是非が
問われることになりました!
それに合わせ、6万名のご署名を目指し尽力しています!
本日22の午後10時現在、あと881筆となりました!
あと一押しです!応援してください!
このお願いが最後となる見通しです!
以下のURLからネット署名お願いします!
http://form1.fc2.com/form/?id=f5af06bf8d0ea78f
引き続き応援してください!
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