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7月25日、同居訓練中にオスのマレーグマに襲われたことが原因で死亡した
マレーグマ「ウッチー」の死亡事案に係わる札幌市円山動物園の改善計画の提言書が、
22日、公募の市民や有識者の方々で構成されている市民動物園会議から
札幌市秋元克広市長に提出されました。
提言は、飼育員の採用を「高卒以下」から「高卒以上」に拡大、人材育成プログラムの整備、
飼育員増員の検討、開園時間の短縮、休園日の増加、
獣医師が動物の診療や施設の安全点検を複合的に担う専門組織の新設等で、
市は来年度以降に順次実施できるよう検討していく考えです。
秋元克広市長は、
「提言内容を生かし、市民に信頼される動物園の体制をしっかり考えたい」と述べられました。
先日の市民動物園会議でも、委員長の金子正美酪農学園大学教授は、
今後も動物園が適切に運営されているか、モニタリングをするなどして、
強い姿勢で監視していく旨を話されていましたが、
市民も同じ姿勢で、ウッチーの死が無駄にならぬよう、今後も監視し続けることが必要です。
(12/16)12/16北海道新聞 円山動物園改善の市民会議記事
http://shippo-days.seesaa.net/article/431255148.html
(11/29)11/28北海道新聞 市民動物園会議の記事
http://shippo-days.seesaa.net/article/430441962.html
(10/2)10/1北海道新聞 札幌市円山動物園の改善報告書
http://shippo-days.seesaa.net/article/427043603.html
また、しっぽレポートでの報告はありませんが、
8月27日、札幌市円山動物園におけるマレーグマウッチー死亡に係わる事故報告があり、
当会も傍聴してまいりました。
動物を命あるものとして大切にする心を育めるような、
子どもから大人まで愛される動物園に生まれ変わって欲しいと心から願っています。
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タグ:札幌市円山動物園