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12月16日、札幌市円山動物園で第27回市民動物園会議が開催され、
当会も傍聴に行って来ました。
7月25日、同居訓練中にオスのマレーグマに襲われたことが原因で死亡した
マレーグマ「ウッチー」の死亡事案に係わる改善計画はこれまで3回話し合われ、
4回目の昨日、市民動物園会議より提言書として公表されました。
改善計画では、組織のあり方や人材の確保・育成のあり方、
開園時間や休園日のあり方は等が提言され、
獣医療を複合的に担う専門的な組織を新たに設けるべきである、
動物飼育員の専門的知識や技術を有する人材確保のために、
円山動物園の飼育員の採用を高卒から高卒以上に改め、
飼育技術を学んだ専門学校生や学生らに拡大する等の方針が示され、
提言書は今月末頃、札幌市秋元市長に手渡される予定となりました。
市民動物園会議委員長の金子正美酪農学園大学教授は、
今後も動物園が適切に運営されているか、モニタリングをするなどして、
強い姿勢で監視していく旨を話されていました。
動物を命あるものとして大切にする心を育めるような、
子どもから大人まで愛される動物園に生まれ変わって欲しいと心から願っています。
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